手をきれいに洗い、心身をリフレッシュし、新しい生活様式に切り替えて毎日の生活をしましょう。

8月23日(月) 「 残暑お見舞い申し上げます 」

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          ※ 写真は、先週の学校の夏風景です。

 今日は、二十四節気のひとつ 「 処暑 」 ( しょしょ ) でした。

 この頃から暑さもようやくやわらぎ、少しずつ過ごしやすい気候になる日であると言われています。 また、台風の来る確率の高い日でもあるようです。

 しかし、今日の肌を刺すような日差しからは、とうていそんな印象は感じられませんでした。

  「 処暑 」 の 「 処 」 の字は 「 とどまる 」 = 「 停止する・休止する 」 という意味ですが、「 とどまる 」 には 「 居つく・居すわる 」 「 根を下ろす 」 といった意味もあります。 今年の 「 処暑 」 は、むしろこちらの意味のほうがふさわしいかもしれませんね。

 今日、私は都合により学校には行かなかったのですが、街中では日傘を差したり日陰を選んだりして歩き、信号待ちともなれば一様にハンカチやタオルで汗をぬぐう人々の姿が目にとまりました。 もちろん、私も例外ではありません。

 また、オフィス街ではネクタイを締めたままの方も大勢いらっしゃいましたし、工事現場では長袖・長ズボンにヘルメットまでかぶって肉体労働をされている方も見かけました。 単なる社交辞令や挨拶言葉ではなく、心から 「 残暑お見舞い申し上げます 」 と言いたくなりました。

 その 「 残暑 」 … 。
 暦のうえでは秋になっているのに 「 残る暑さ 」 を表す言葉ですが、今年は 「 残酷な暑さ・残虐な暑さ・残忍な暑さ 」を略したのではないかとさえ思えます。

 そうなると、「 残暑お見舞い 」 の 「 見舞う 」 も、「 慰める・元気づける・励ます 」 という本来の意味ではなく、「 パンチを見舞う 」 のように 「 打撃を与える・痛い目に遭わせる・痛みを加える 」 といった意味になってしまうのでしょうね。

 いずれにせよ、もう少しこの 「 残暑 」 は続くようです。
 くれぐれもご自愛ください。
                                      校長 武田幸雄
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