6月16日(水) 本日の 「 避難訓練 」 風景大きな地震の発生を想定した訓練で、教室からの避難経路と、校庭に出てからの集合隊形の確認が主な目的です。 午後1時50分、大きな地震の発生を知らせる放送が教室に入りました。 全員、机の下に体を隠して、揺れが収まるのを待ちます。 私が取材に伺っていたクラスは3年生だったので、机の下に体を入れられない生徒もいます。 担任の田中先生の 「 体が入りきらない人は、頭だけ隠しなさい! 」 の指示が飛んでいました。( 写真・上・中 ) 「 揺れが収まりました。校庭に避難してください 」 の放送を聞き、全員速やかに校庭に避難開始です。 今日は職員会議があるので、訓練終了後はそのまま校庭で解散して下校になります。 そのため、荷物を持って外履きに履き替えて集合しました。( 実際には、荷物も持たず上履きのまま避難します ) 点呼確認が終了したのは、避難開始後7分以上が経過してから。 荷物を持ったり外履きに履き替えたりしたことを考慮しても、遅すぎます。 まして訓練の一部始終を見ている私の目には、おしゃべりをしている人や、日差しを避けるために傘をさしている人、うちわや扇子であおぎながら歩いている人など、緊張感の欠けている人が大変多く見られました。 そのため、訓練後の講評で私は 「 今日の訓練は、0点! 」 と酷評しました。 大地震は、暑さ寒さに関係なく、ある日突然襲ってくるのです。 これからも訓練は続くので、回数を重ねるたびに今日の 「 0点 」 から満点へと近づけてくれることを期待しています。 校長 武田幸雄 |
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