5月28日(金) 本日の授業風景![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ワークを使いながら文法の学習に取り組んでいます。 今日は 「 助動詞 」 の問題を中心に解いていました。 授業の最後には、恒例の百人一首で盛り上がりました。( 写真・下 ) ところで、文法の学習をしているとき、○○君が 「 なぜ、文法を勉強しなければならないのですか? 」 と、担当の平野先生に質問していました。 「 文法なんて知らなくても、とりあえずしゃべるのに困らないし … 」 とも。 言葉には、意味と使い方があります。 ○○君の言うように 「 ただ話す 」 「 ただ読む 」 「 ただ書く 」 だけなら意味さえ知っておけば何とかなるでしょう。 しかし、意味だけでなく正しい使い方を身につけることで、言語活動はより深いものとなり、より深い言語活動はその人の感受性を豊かにします。 なぜなら、言葉に敏感になれるからです。 「 なので 」 という言葉を、接続詞的に文頭につける人が増えました。 「 風邪をひいた。 なので、学校を休んだ。」 しかし、日本語には 「 なので 」 という接続詞はありません。 上の例文は、日本語として明らかに間違っているのです。 ここで細かい説明はしませんが、テレビ番組などでも、間違えた日本語を 「 間違い 」 と気づかずに垂れ流している人がいます。 一方で、「 間違い 」 と知りつつ聞き流したり、あえて場の空気に合わせて使ったりしている人もいます。 どちらの感受性がより豊かであるのか、皆さんにもわかりますよね? 校長 武田幸雄 |
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