5月19日(水) 本日の授業風景![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 廊下を歩いていたところ、教室の黒板に書かれた 「 薩長同盟 ・ 坂本龍馬の仲立ち 」 といった文字が目にとまったので、龍馬マニアの私としては授業取材せずにいられませんでした。 いよいよ幕末史の学習もクライマックスです。 「 大政奉還 」 に関する学習の中で、担当の島崎先生が、自ら政権を朝廷に返すことを決めた15代将軍・徳川慶喜のことを説明されていました。 「( 初代将軍 ) 家康以来 」 という評判があったほど有能な人物だったとか。 確かに、徳川政権だけでなく、鎌倉以降続いてきた武家政権そのものに終止符を打つというのは、高所から大局を見通した決断だったと言えるでしょう。 ( 私も含め? )「 決断できない 」 「 結論を先送りする 」 という致命的な欠点を抱えがちな現代人のリーダーは、見習わなければなりません。 徳川慶喜が 「 大政奉還 」 を決めたという知らせを聞いた坂本龍馬は、涙ながらに次の言葉を残したと言われています。 「 よくも断じ給えるかな。 予、誓ってこの公のために、一命を捨てん。」 ( よくご決断くださいました。 私は命をかけて、慶喜公の身をお守りいたしましょう。) 龍馬自身が企画・立案者だったこともあるのでしょうが、幕末の人々にとって 「 大政奉還 」 というものが、いかに劇的な出来事だったかがわかりますね。 校長 武田幸雄 |
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