5月11日(火) 本日の授業風景![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() アイディアスケッチ ( 下絵 ) に取り組んでいます。 構成画でも風景画でもかまいませんが、遠近法や立体感を表現できる技法を使わなければなりません。 画用紙に描くときは絵の具も使用するので、グラデーションによる彩色など配色の計画も立てておきます。 「 遠くまで続いている道路 」 「 渦を描くように群れている鳥 」 「 何かが穴に吸い込まれていく様子 」 「 水平線に沈む太陽 」 「 光を受けて伸びている人影 」 などのほか、四角や丸といった抽象形を用いて遠近感・立体感を表現している人もいました。 教室をうろうろしていて気がついたのですが、皆さんの作品製作の進め方は大きく二通りあるようですね。 ひとつは、「 熟慮断行 ( じゅくりょだんこう )」 型とでも言いましょうか、題材や構成をじっくりと考えて、それがまとまるまでは一切ペンを握らないタイプ。 もう一つは、「 臨機応変 ( りんきおうへん )」 型。 つまり、とりあえず描き始めてしまい、変更や修正を制作途中で適宜行っていくタイプ。 どちらが良いとか悪いとかはありませんが、限られた授業時数の中で締め切りを守りつつ、同時に 「 行き当たりばったり 」 にならないようにするためには、適切な時間配分のもと、丁寧に作品を仕上げる計画性が必要ということになるでしょうね。 校長 武田幸雄 |
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