3月2日(火) 本日の授業風景 ・ その3「 ゾートロープ 」 製作の仕上げに入っていました。 「 ゾートロープ 」 とは、以前も紹介しましたが、日本語でいう 「 回転のぞき絵 」 のことです。 つまりペラペラ漫画のように、人間の視覚に起こる残像効果を利用し、連続的に少しずつ変化させた絵を見せることにより、その絵が動いて見えるようにする装置のことです。 私も、いくつか完成した作品を見せてもらいました。 縦に切れ目の入った円筒を糸でつるし、ぐるっと回転させてもらうと … トランポリンで人が飛び跳ねている様子 …、馬が障害物を飛び越えていく様子 …、花火が打ち上がっていく様 子…、人が徐々に泣き始める様子 …、帽子が風に飛ばされていく様子 … などが見えてきます。 どれも、とても上手にできていました。 このゾートロープで描いた絵柄は全部で12種類、つまり12コマの絵を回転させています。 一方、通常のアニメーションでは1秒間に24コマ使用すると、きわめて滑らかな動きを再現できると聞いたことがあります。 校長 武田幸雄 |