水泳指導終わる夕方、水質管理のため1年生担任の山本先生と志田先生がプールに向かおうとしましたが、体育主任の大根田先生から「もう必要ありません」と声がかかりました。 コロナ禍前ですと、2学期にも水泳指導があり夏休みの中も9月に入ってからも、毎日水質管理がありました。 夏休み中も毎日誰かが来て薬を入れたり機械の調子を確認したりしてきました。 ここ3年年間は7月中に水泳指導を終了してきたのでその必要(負担)はなくなりました。 また、ろ過器を回し、水をオーバーフロー(表面に浮いているゴミ等を流すため、水を流してわざとあふれさせる)して管理をするため、電気代と水道代もバカになりませんでした。 良いことばかりでは決してありません。 7月だけの水泳指導でどこまで船田小の子どもたちに泳力を付けさせることができるのかが一番の心配点です。 この日、3・4時間目に3年生、5・6時間目に6年生がプールで水泳指導して、検定している様子を補教に入って見ていた平田です。 昨年度より級が上がることで喜びそして達成感を味わう児童が多かったです。 昨年度水に顔もつけられなかった児童が、「校長先生見てて!」と5秒も浮くところを見せてくれました。 間違いなく成長を遂げています。 ただ、この指導時数だけ(6〜10時間)で全員が卒業までに25メートル泳げるようになるか(小学校体育の水泳領域の目標は25メートル泳げることです。)は少し心配です。 最短8年後の2030年4月に開校する長房地区の新しい義務教育学校ではどのようなプールになっているのでしょうか? 屋内になれば天候に左右されず指導ができたり、温水になれば一年中プールに入る事ができます。 また、水質も野鳥が飛来することもなく、校庭の砂ぼこりも入らずきれいな水質をより維持しやすくなります。 校庭の砂ぼこりは野外であっても屋上等に設置すれば同じ事が言えます。 どんなことにもメリット・デメリットはあります。 良いことと分かっていても予算的にできないこともあります。 できることはより工夫して、これからもベストの教育を目指していきたいと思います。 (校長:平田 英一郎) 写真:雨が降ってきたら、私の前の時間の補教の野間先生が、平田とバトンタッチした後子どもたち(先生のも含め)の外履きを更衣室の中に入れ雨に濡れないようにしてくれました。 こう言う大人の優しい行動が子どもたちの良い見本となり、船田小の子どもたちに思いやりの気持ちを育てているんだと実感し、思わずシャッターを切りました。 肝心の子どもたちの写真がなくてすすみません・・・。 今日は岡番(プールサイドで見ている監視役)だけでなく、全体の安全確保をしながらも指導していたので、写真を撮っている余裕はありませんでした。 |