八王子市小教研体育部 夏季研修会市内の体育部には、「体育を学級経営の柱として行こう!」「もっと子どもたちに運動の楽しさを伝えたい」等考え所属している先生方が180人※ほどいます。 毎年行われている夏季実技研集会に顧問校長として参加してきました。 ※部員数訂正 昨年度までは毎年150人程度だったと思い記載しました。 出勤し名簿を確認したら今年度は180人でした。これは、 1)令和2年度、コロナ禍の最中でも研究を止めず自主的にオンラインで研究を続けたこと。 2)コロナ禍での体育指導の在り方についてまとめ、各校に情報提供したこと。 などが評価され、部員数アップにつながったのではないでしょうか。 八王子市体育部も、できる最善の策をみんなで考え「学びを止めない!」を実践しています。(8:40更新) 講師は日大教授で元オリンピックメダリスト。 さすがの動き(跳び箱を跳ぶ際)と、話の中身。 「〇〇はどうですか?」 「なるほど。こうじゃないですか?」 話のやりとりの中に器械体操の極意がぎゅっと詰まっている感じです。 例えば、跳び箱を跳んだ後前のめりになって着地が決まらないとき、 「着地の際、顔の前で手を叩くとどうなりますか?」 すると、手を叩くために跳び箱を突き放します。 そして、顔の前で叩くために自然と目線が上がりぴたりと着地が決まりました。 馬跳びをしているときも 「首を下げると、体が丸まります。」 「逆立ちの時は首を下げたらくるっと回ってしまいます。だから逆立ちの際は目線が大事なんです。」 たしかに、人間は理屈ではなく首を下げる時は頭を守ろうとした時。 自然と体を丸めます。 (「反射」といいいます。) 会場には密を避けるために30人ほどの先生方のみ。 後はオンラインの画面の先で一緒に体を動かして研修したと思います。 新学期が始まる前に「子どもたちに伝えたい」そんな有意義な研修を受けることができました。 写真上:講師の先生 88年のソウルオリンピック 男子体操団体銅メダリストです! 中:会場にいらした体育部の先生方。 講師の先生の話をすぐに体現できる運動神経の良さに、うらやましさを感じました。 「昔は何でもできたのになあ・・・。」と校長同士でおじさんの会話をする残念な自分がいました。でも、無理は禁物なのでグッと我慢です。 下:他校に行くと勉強になります。 跳び箱の運搬台は船田小にもありますが、こうやって2段にして下に踏み切り板や調整板も一緒に運べて便利でした。 なるほど!! 講師の先生が、「一流アスリートとしての身体感覚を、学術的見地から捉え直して」お話ししているインタビューの記事を見付けました。 お時間のある方はご覧になってください。 平田の話よりもよく伝わると思います。 見えないスポーツ図鑑 「体操と、うつ伏せと物干しざお」 https://mienaisports.com/sports/gymnastics/ |