オリンピック閉幕に際して 1毎回で申し訳ありませんが、今のコロナ禍の状況で、オリンピックを東京で開催したことの是非はこれから問われるのだと思います。 でも、多くの選手が多くの種目で、ここまで頑張ってきた集大成を発表し、結果を得られたことに開催の意義は感じました。 その一つは、スポーツの力です。 <男子マラソン> 今レースで現役を引退することを発表し、退路を断って今日のレースに出場した大迫傑選手。 この日に向けて調整して 自身が「100点の頑張りが出来た」と言える走りができ、ゴール後のインタビューではさわやかな表情を見せてくれました。 「今できる全てのことをやり切った!」そんな表情だったのではないでしょうか。 その日のその時間に合わせ、全てを調整する。 1年延期され、実施できるかどうかも危ぶまれ、並大抵な精神力ではないと尊敬します。 今後は後進の指導に専念するそうです。 今後も楽しみです。 <サッカー> 久保健英選手の号泣に心打たれました。 号泣の真意は本人にしか分かりませんが、20歳の男性が人目をはばからず号泣したのには、そこまで真剣に取り組んだこと、そこまで仲間やオーバーエイジの先輩たちを想ったこと、これまでのサッカー人生が蘇ってきたなど様々な想いがあったのだと思います。 チームプレーの素晴らしさ、サッカーの素晴らしさを改めて実感しました。 「サッカーばかりをしてきて、これほど悔しい思いをしたことはありません。」 と言う久保選手に対し、アナウンサーが 「3点差を諦めず、よく最後まで頑張っていました。」 と慰めの言葉をかけると 「そんなもの何にもなりません。結果が全てです。(メダルが取れず)手ぶらで帰ることにかわりはありません。」と言うようなことを答えました。 アスリートの覚悟や厳しさも知りました。 スポーツの素晴らしさ、目標をもって取り組むことの素晴らしさをたくさん見せてもらいました。 船田小学校の子どもたちには「ちょっと頑張ればできそうな目標」を明確にもってこれからもがんばって欲しいと想います。 そして、その実現には、自分の努力はもちろんのこと、多くの人の協力によって実現でき、決して当たり前のことではない「有り難い」ことであり、感謝の気持ちが必須であることも忘れないでいて欲しいです。 写真上:大迫選手のサイン。長男と同じ専門学校に大迫選手のお兄さんが所属していらっしゃいました。 中・下:FCバルセロナのU12の選手として来日したときの久保選手。 東京ヴェルディーとの試合、主審をさせてもらいました。 |