清水移動教室を終えて「緊急事態宣言中なのに本当に行くの?」そんな葛藤もあった中でしたが、予定通り実施することを選びました。 9月に延期した昨年度と違う点は、 1)コロナとの付き合い方がかなり分かってきたこと。 対策が取られるようになってきていること。 2)延期した日程が「緊急事態宣言」中ではない、あるいは、「まん延防止等重点措置」期間ではないという保証が難しくなっていること。 3)他の区市町村も今年度は実施したり延期したりしていて、日程の確保ができない可能性が高くなったこと。 4)現地が受け入れてくれること。(受け入れたどころか、逆に「よく来てくれた。(経営が)助かかる」と言ってくれました。) などです。 子どもたちも守るべきことはしっかり守って行動できている様子も後押しになりました。 若者(大学生以上)や大人が、夜我慢できずに大勢で飲みに出歩いているのに比べ、子どもたちの食事風景(給食時も含め)は、それは見事です。 びっくりするぐらい静かに食べることができます。 実施してよかったと実感できたのは、子どもたちの素晴らしい成長の様子が見られたことです。 たった1泊二日でしたが、大きな自信をつけて帰ってこられたと思います。 今年の5年生は、今までできなかったことが「できた!」と素直に実感し喜ぶことのできる子どもたちです。 忘れ物をして部屋に取りに行って時間を守れなかった。 そのことを反省し、次に生かし、宿舎を出る際は15分も早く集まることができました。 食事の食べ方も、考えて上手に食べられるようになりました。(詳しくは書きません!) 小石アートも、カヌーも、茶摘みも、茶揉みも、本気で取り組み、心から楽しむことができました。 係の活動も一人一人が自覚をもって、自分の「今できるベスト」の取り組みができました。 「やればできる!」伸びしろの大きさを実感できた今年の清水移動教室でした。 担任は様々なトラブルや困難を乗り越え、ここまで準備を進めてきました。 担任の活躍はもとより、引率の教員も、自分のクラスの子たちを残して、あるいは専科教員は授業を休んで参加してくれました。 看護師さん、添乗員さん、カメラマンさん、運転手さん、ガイドさん、宿の人、見学・体験先の方、とにかくたくさんの方にお世話になって移動教室は無事に終了することができました。 コロナ禍の中だからこそいろいろ考え、そして、より一層 達成感の得られた移動教室になったと思います。 実施に当たり、ご理解とご協力をいただいた保護者の皆様、八王子市教育委員会の皆様、船田小学校運営協議会の委員の皆様に、お礼を言いたいと思います。 ありがとうございました。 写真:先生方も移動教室を満喫しました! 上:茶摘みむすめ!? 5−1担任 中:オリンピックせんしゅ!? 5−2担任 下:インストラクター並みのバトルさばき!? 2年生時の元担任 (海では濡れると息ができなくなってしまうのでマスクを外しています。) 校長の平田も、ジェットバイクに乗せていただき、海から子どもたちを撮影することができました!楽しかったです! |