賛否が分かれるところではありますが・・・船田小の愛する兎や亀、烏骨鶏たちの餌やりの帰り道、突然、花火が夜空を彩りました。 ある宗教の教祖様の生誕記念のお祝いだそうです。 毎年、バスが何台も集まりGWの風物詩となっていて、地元では当たり前のイベントですが、コロナ禍で昨年度はありませんでした。 どう思われるでしょうか? 緊急事態宣言発出中なのに・・・と思われる方 感染症対策をしっかりして行っていれば問題ない・・・と思われる方 私は、どちらかというと前者「えっ」と思った側でした。 こんな時にわざわざ花火? 誕生記念なら花火は無くても良いのでは? ましてや、多くの人がわざわざ集まらなくて良いのでは? と感じました。 でも、 いつまでも自粛自粛ばかりでは先に進まないのでは? 花火大会の中止が各地で拡がり花火師の人たちの生活が大変というニュースも聞いていました。 1年に一回の日で、感染症対策をしっかり行っていれば問題ないのでは? あれっ 船田小の、八王子市の「コロナを正しく恐れて、学びを止めない」も、同じように感じている方がいらっしゃるのでは? そう思いました。 今年しかない、例えば6年生だったら「6年生としての一年間」をコロナだから全部できませんではなく、「何とか工夫してできる部分や可能性があるのではないか?」と知恵を絞って行うのが、船田小の「学びを止めない」です。 もちろん、1)どうしても必要な活動か(もちろん教育的な意義はあるにしても) 2)延期できないか 3)どうすれば感染症拡大を防げるか をしっかり考えて行ってきました。(これからもです!) 安心して参加していただけるよう、しっかり対策し、工夫し、そしてそれを十分アピールして、一人でも多くの方に納得していただけるよう努力していきます。 よく感じていない人がいることを肝に銘じて。 花火大会の最後には、見ていた人から拍手が沸き起こりました。 花火の美しさへの花火であり、花火職人へのリスペクトの拍手だと思います。 でも、よくやってくれた!と言う感謝の気持ちもあったと思います。 同じように、子ども達の活躍を、保護者・地域の皆様に見ていただいて、子ども達の成長をともに喜べるようこれからも教職員一同で努力していきます。 ご協力いただかなければならないことや、ご不便をおかけすることが出てくるかも知れません。 わが子をそして地域の子どもを一緒に育てる当事者としての意識をもっていただき、ご理解とご協力をこれからもよろしくお願いいたします。 (校長:平田英一郎) |