3月13日 5年生 社会「林業再生の道」
5年生の1つのクラスでは、社会科で「日本の森林」について学習をしていました。
日本の森林と言えば、今まさにみんなが苦しんでいる花粉症が典型的な課題です。 森林需要に後押しされて、日本の山を杉と檜の畑に変えたわけですが、それらが大きくなり、材木として出荷できる頃になると、外国産の安い樹木が輸入され、日本の木は売れなくなりました。 働き手もいなくなり、森林は手つかずの状態に。そして大量の花粉が飛んできているというわけですね。 まさに悪循環です。 そこでこの悪循環を断ち切るためのアイデアを子どもたちは班になって考えました。 子どもたちの話し合いを聞いていたら、 「働き手を増やすために、林業の人の給料を増やす。」 「森林をたくさん買ってもらうために、日本の材木を海外に輸出する」 などのアイデアが出されました^_^ いい考えです! 私達が一番してはいけないことは考えないことです。 日本にはこうした問題がたくさんあります。どれも簡単には解決しません。 でも今日の子どもたちのように自分で考えていくことをやめなければ、きっと何かが生まれるはずです。 |