3つの体験いろり体験では、実際に炭に火を入れてもらいながら、いろりでできることやいろりの工夫を教えてもらいました。また、炭アイロンや振り子時計などの説明もしてもらいました。 石うす体験では、石うすの内部の仕組みを見せてもらってから、煎り大豆を実際にきな粉にする作業をしました。実際に動かした石うすは、なかなか重くて、スムーズに回すことが難しかったようです。 農機具体験では、機械がなかった時代の脱穀のための器具(足踏み脱穀機等)を動かさせてもらい、唐箕の仕組みも教えてもらいました。 どの体験も少し前は、美山町でも当たり前のように見られた光景ですが、今となってはなかなか見ることも難しいものとなりました。多くのものが機械化され、便利な時代となりましたが、こうやって昔のことを体験すると、機械がなくても工夫して過ごしていたことがよくわかりました。 昔の作業は、今より時間はかかりますが、時間がかかった分、多くの経験ができた時代だったのだろうと感じた1日でした。 ふるさと学習室訪問上川口小の3年生11名と一緒に、3つのグループに分かれて、話を聞いたり体験をしたりしてきました。 ふるさと学習室では、山下館長をはじめ、4名の指導員の方にたくさんのことを教えていただきました。 これまで授業で学習してきたものを実際に目にしたり、触ったりして、子どもたちには大変いい経験となりました。 また、上川口小との混合のグループで活動したことで、いつもの学習とは違った緊張感を感じながらも、いい刺激をもらっていたようです。 初体験子どもたちは、まず「悪いことをしない」ことの大切さを教えてもらいました。 そこからいずれは「いいことをする」人になり、最後には「心がきれい」な人となる。 お話を聞いたからには、悟りに近づけていけるように精進していけるといいですね。 他にも、木魚をたたかせてもらったり、太鼓を打たせてもらったりと充実した時間を過ごさせていただきました。 このような貴重な経験をさせていただいた、乾晨寺の皆様、本当にありがとうございました。地域のお寺として、今後も訪問させていただきたいと思います。 座禅体験教室でも「座禅をしてから、授業に入った方がいいのかも?!」と思った瞬間です。 乾晨寺訪問最初に空襲で焼け焦げた山門や残されていた焼夷弾も見せていただき、子ども達はびっくしていました。 次に本堂に入れてもらい、仏教やお釈迦様について教えてもらいました。子どもたちは、本堂に入ってすぐに目に入った天井にある天蓋(傘のようなもの)に興味津々でした。 実はこれ、仏教発祥の地である、インドは大変暑いところで、偉い人の上には傘をかざすことに由来しているそうです。 |
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