3つの体験いろり体験では、実際に炭に火を入れてもらいながら、いろりでできることやいろりの工夫を教えてもらいました。また、炭アイロンや振り子時計などの説明もしてもらいました。 石うす体験では、石うすの内部の仕組みを見せてもらってから、煎り大豆を実際にきな粉にする作業をしました。実際に動かした石うすは、なかなか重くて、スムーズに回すことが難しかったようです。 農機具体験では、機械がなかった時代の脱穀のための器具(足踏み脱穀機等)を動かさせてもらい、唐箕の仕組みも教えてもらいました。 どの体験も少し前は、美山町でも当たり前のように見られた光景ですが、今となってはなかなか見ることも難しいものとなりました。多くのものが機械化され、便利な時代となりましたが、こうやって昔のことを体験すると、機械がなくても工夫して過ごしていたことがよくわかりました。 昔の作業は、今より時間はかかりますが、時間がかかった分、多くの経験ができた時代だったのだろうと感じた1日でした。 |