「生徒の皆さんへ」 第3学年 西原禎貴
こんにちは。生徒の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。私は元気です。みんな元気に過ごしているかなと毎日考えています。
さて、臨時休業期間に入り、1週間が過ぎました。そろそろ代わり映えのしない日々に飽きてきた頃ではないでしょうか。やはり学校がないというのは寂しいものですね。何をするにもどうもやる気が出ないという人もいるかもしれません。 なんとなく朝起きて、何となくご飯を食べて、なんとなく寝る。惰性で毎日を過ごしていませんか。そんなことはない、自分は毎日「生きている」という人。残りの2週間半、その調子で生きてください。思い返してみると惰性で過ごしているかもという人、もったいないと思います。 アイルランドの作家、オスカー・ワイルドは言いました。「生きるとは、この世で一番稀(まれ)なことだ。たいていの人は、ただ存在しているだけである。」 毎日机に向かって教科書を読んでいます。結構なことです。でも、中学生であるならば、もう一歩ほしいですね。今日は、このページに出てきた単語を全て書けるようにしよう。今日は、墾田永年私財法の漢字を書けるようになろう。意志や目標をもって達成する。この繰り返しで人は少しずつ成長できます。これは、勉強に限ったことではありません。 突然、自由に使えるたくさんの時間ができました。どう使うかは自分次第です。たかが1か月。されど1か月。5月6日まで、ただ存在するのか、それとも意志や目標をもって「生きる」のか、選ぶのは自分自身ですが、私は「生きる」であってほしいと思います。 最後となりますが、5月7日、元気な皆さんの姿が見られることを祈っております。 |