図書室より今年度は行きませんでしたが、昨年度東小でも遠足で登山しました高尾山。 八王子市民の誇りでもあります。 その高尾山の麓にあります高尾599ミュージアムから高尾山、高尾ビジターセンターに行ってきました。 高尾山の樹木は、冷温帯林、暖温帯林にまたがっているため、落葉広葉樹、常緑広葉樹、針葉樹合わせて1600種類くらいあり、特定の葉っぱと共に生活する昆虫はなんとその3倍いるそうです。(写真上) 生き物が豊かな高尾山、その命を支えているのは、高尾山にあるたくさんの木々なのです。今回その一部を集めてみました。(写真中) 知っていましたか?ムササビは、冬眠しないのです。 ーということは、「1年中食べる餌が、高尾山には豊富にある」ということなのです。 また、多様な植物が生育する高尾山には、8種類のオトシブミが住んでいます。(写真下) それぞれに違うお気に入りの葉に「揺籃」と呼ばれる葉巻をつくってその中に卵を産み、幼虫が巻かれた葉を食べて育つ小さな虫です。 私たちは、高尾山に登ることで、多くの恩恵を受けています。 多少元気のないときもさわやかな空気、緑、鳥たちの意さえずりなどに癒されリフレッシュします。 これらはほんの一例ですが、木と昆虫や動物などの生き物とのつながり、それを支える多様な高尾山の自然、その命の営みを私たちがもっと意識して持続可能にしていく努力をすることの大切さを学びました。 この夏、八王子にある、奇跡のようなこの素晴らしい自然の贈り物の秘密について、ぜひ高尾599ミュージアムや、ビジターセンターで、高尾山に実際に登ってみながら、確かめてみませんか。 |