引き渡し訓練ご協力ありがとうございました。

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今日は別所中校区合同で引き渡し訓練をしました。多くの保護者の皆様、学童保育所の皆様に訓練にご協力いただきました。

各教室で担任から話をしたあと、児童や保護者の皆様に校長から次のような話をしました。

今日は「防災の日」にちなんで、学校で震度5強の大きな地震が発生したらどう行動するか、という想定で、保護者の方にも協力いただき訓練を行います。日本は、火山や海などの自然に恵まれた国ですが、一方で、世界的にも地震が多く発生する地域にあります。また、雨が多く台風などによる風水害の危険もあります。
「防災の日」は、地震に限らず、台風等の災害についての理解を深め、それらの災害に対する心構えをするために、1960年に制定されました。この日付は、今から95年前の1923年9月1日に発生し、東京や横浜など関東で10万人以上の死者・行方不明者を出した『関東大震災』に由来しています。そして1982年からは、9月1日を含む8月30日から9月5日までの1週間が「防災週間」と定められています。また、この時期は台風の接近・上陸が多く、1959年9月に襲来した『伊勢湾台風』では5,000人を超える死者・行方不明者を出しました。これらのことから、この時期を、防災について考える週間としたわけです。

今年の夏は、各地で水害が発生し、西日本の被災地では今も避難生活を送っている人がいます。災害はいつ起こるかわかりません。それにそなえて、様々な教訓を生かし準備すること訓練することが大事です。本校では毎月の避難訓練を児童のみんながしっかりやっています。昨日も、台風の接近に備えて急きょ一斉下校しましたが、訓練の成果を生かして事故なく静かに行動できました。今日は本校だけでなく同じ訓練を別所小学校と別所中学校でも行っています。これから下校となりますが、家につくまで訓練です。保護者の方や先生方の話をよく聞いて行動してください。

 保護者の皆様、本日は引き渡し訓練にご協力くださいましてありがとうございます。本校は学区が広く、災害時の課題はお住まいの地域によって様々です。今日はお子様と一緒に通学路歩いていただき、防災や防犯という視点でご確認・ご指導いただきながら、ご自宅に帰られたら、ハザードマップなどをもとに地震や風水害など発災時、どう行動するか、家族でぜひ話しあっていただきますよう、よろしくお願いします。

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