桜・芝生・・新学期を待ちわびて修了式によせて〜1年間ありがとうございました〜4月に校長として初めてこの秋葉台小学校に着任し、保護者の皆様や地域の皆様に温かく迎え入れていただき、たくさんのご支援・ご協力をいただきました。至らぬことも多かったと思いますが、どうかお許しください。無事に1年を終えることができますこと、改めて心から感謝申し上げます。来年度も本校をどうかよろしくお願いします。 本日の修了式にあたり、子どもたちに下記のような話をしました。 「自分のよさに気付き、そのよさを生かし伸ばそう」 昨日は卒業式でした。とても感動的な式になりました。6年生は立派にこの秋葉台小を巣立っていきました。5年生はもうすっかり最上級生の顔で、見事に在校生代表としての務めを果たし6年生を見送りました。ちょっとさみしいけれど、残された私たちでがんばっていきましょう。 さて、今日は一年の締めくくりの日、修了式です。これから各クラスの代表児童に修了証を渡します。その学年で学習すべき内容を学び終えたという証です。校長先生の四角い印が押してあります。目には見えないけれど、皆さんのこの1年のがんばりが詰まった重みのある紙です。この修了証をパスポートとして、全員、次の学年に飛び立つ準備をしてください。上級生になるのだ、という心の準備もいるでしょう、学習内容が十分に身についていないなぁという人は国語や算数の復習も必要でしょう。春休みはしっかりと準備してくださいね。 「あゆみ」ももらいます。教科の成績も気になるところでしょうが、担任の先生が書いてくれた所見もおうちの方としっかり読んでください。担任の先生はあなたたちががんばったこと、よいところを見ていてそれを書いてくれています。自分のよさに気付き、得意なことに自信をもってそれをさらに伸ばすようにしましょう。人は誰でも苦手なことはあります。でもよいところに目を向けそれを伸ばすよう心がけていれば、苦手なことにもやがて取り組めるようになるものです。 「自分にはよいところはあまりないなあ・・」と感じる人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。誰でもみんな必ずよいところがあります。人と比べても仕方がないですよ。例えば、イチゴとトマトを比べても仕方がないようにね。イチゴはショートケーキに乗せたりしてデザートにするととてもおいしいけれど、メインの料理には向かない。パスタやピザのソースにするならトマトだよね。一方、バースデーケーキにトマトが乗っていたら、ちょっと残念だよね。イチゴにはイチゴ、トマトにはトマト、それぞれの味に良さがあります。それを生かすからおいしいんだよね。 人は一人一人違うけれど、それぞれにみんな良いところがあります。それに気付いて生かしてほしいとおもいます。今日、「あゆみ」をもらったら、自分のよいところ、がんばったところはどこかな、と考え、それを一層伸ばし、今後に生かすにはどうしたらよいか、おうちの人と話してみてくださいね。 すくすく育て!サクラの苗木おとといの土曜日、市制100周年植樹祭を行い、八王子市から送られた2本のオオシマザクラを植えました。秋葉台公園に面した芝生のところです。来賓や地域・保護者の皆様に加え多くの児童の皆さんが参加し素敵な植樹祭になりました。5年生の代表児童の挨拶はとても立派でした。 ソメイヨシノよりも大きな白い花を咲かせるオオシマザクラ。可憐な姿と、香りのよい花にちなんで、「心の美」という花言葉があるそうです。今は細くてちいさいけれど立派に大きくなったあかつきには10mを超える大木になり、横に枝が張り、涼しい木陰をつくるでしょう。 ところで、今年1月8日の成人の日当日に八王子に出店していた振袖レンタル業者が倒産し、晴着を着ることができず成人式参加を諦めた新成人の方々がでてしまったという悲しい事件が起こりました。式に参加できなかった新成人はどうなってしまったのでしょう。ひと月後の2月12日八王子オリンパスホールで成人式がプレゼントされたそうです。八王子は「織物の町」として栄えてきた歴史があります。着物に慣れ親しんだ町から何かできることはないだろうか? そう思い着物の仕事に携わる人々で立ち上げたのが「八王子成人式プレゼントプロジェクト」です。たくさんの大人たちが手を貸し、集まった新成人のために、好きな振袖を着て、好きなヘアメイクをして、写真に残す、式典も用意されたということです。参加した新成人は66人。約200人のボランティアとともに会場はたくさんの笑顔に包まれたそうです。 さて、市制施行時(1917(大正6)年)、八王子市の人口は約4万2000人。現在は56万2000人を超え東京で最も人口が多い市になりました。別所・堀之内地区のある由木村は1964(昭和39)年に八王子市に編入、現在は八王子市の人口の約2割を占めるまでになりました。私たちの秋葉台小は平成2年に誕生し、再来年度は30周年になります。ここ、八王子は皆さんのふるさと、子どもを応援するたくさんの大人がいます。30年、100年とオオシマザクラは成長するでしょう。皆さんもこの木に負けないようすくすくと大きくなってくださいね。 雪景色豊作です「きれいだなあ、おいしそうだなあ」という児童の声。用務主事さんがもいでくれ、栄養士さんがはっさくを給食のメニューに取り入れてくれました。給食室できれいにこしらえ、今日の給食に出るみたいです。わくわく・・(^^) 今年もよろしく子供たちは各教室で新学期の様々な取組をしています。書初め、係決め、席替えなど。 今年の私の目標は「元気に過ごす」です。「笑う門には福来る」笑顔で元気に頑張ります。 始業式ではそれにちなんで下記のような話をしました。 あけましておめでとうございます。 冬休み中大きな事故もなく、みなさんと新しい年を迎えることができました。先生はとてもうれしいです。みなさんはどんなお正月を過ごしましたか?先生は、元旦はニューイヤー駅伝、2日と3日はテレビで箱根駅伝を観ました。全力で駆け抜けるランナーを見て雨の日も風の日も鍛えてこの日を迎えた選手はもちろん、それを支える人や当日メンバーには選ばれなかったけれどそれまで同じように頑張ってきた人の姿にも感動をもらいました。 さて、年末に「お正月になったら新しい気持ちで新年の目標をたてましょう」と皆さんにお話ししました。先生の目標は「今年1年、元気に過ごす」です。元気に過ごすというと、ぜったいにかぜをひかないとか、けがをしないとかを思い浮かべるかもしれませんが、そういうことではありません。どんなに気を付けていても誰でも病気になったりけがをしたりすることはあります。それどころか人はかぜをひいたり小さな病気にかかったりしながら免疫をつくって丈夫になるといいます。元気に過ごすということは、病気やけがなどに負けないということです。また気持ちの面でも同じことです。誰にでも失敗はあります。失敗やちょっとしたいざこざに負けないことも大事です。体調が悪いときは無理をしないでしっかり直す、少々いやなことがあってもそれにくじけない。「笑う門には福来る」といいます。笑顔で元気に過ごしてればいいことがある、という意味です。先生は、今年1年笑顔で元気に過ごしていきたいと思います。 さて、3学期がいよいよ始まります。この学期はとても大事です。それはどうしてかというと、次の学年への準備をしっかりしていく時期だからです。3学期が終われば、1年生の人は2年生、2年生の人は3年生、3年生は4年生、4年生は高学年の仲間入り、そして5年生は最高学年へになりますね。6年生はというと、いよいよ卒業、中学生になります。そんな大事な3学期はわずか50日あまり。あっという間に過ぎてしまいます。あきばのきまりや交通ルールをしっかり守り素敵な上級生、中学生になる準備をしてください。体と心を鍛え、苦手な部分の復習をするなどして大切に過ごし次の学年への力を蓄えてください。 よいお年をいつもの「さようなら」のかわりにこのあいさつで今学期を締めくくったクラスがあります。子どもたちが主役の「お楽しみ会」で締めくくったクラスもあります。昇降口では「1月9日に会いましょう」と笑顔であいさつしてくれた子もいます。3学期また元気にここで会いましょう! 保護者の皆様、地域の皆様、2学期お世話になりました。「よいお年を!」 終業式では子どもたちに下記の話をしました。 長かった2学期が今日で終わります。振り返ると始業式は8月、せみの声がにぎやかに聞こえるまだ暑い中でのスタートでした。始業式の中で先生は、「学んだことを宝物にするには」というお話をしました。覚えているでしょうか。この2学期、移動教室や校外学習など様々な行事がありました。地域の方々との体験学習や展覧会やキッズスペシャルなどもありました。そして何より毎日の授業で皆さんはたくさんのことを学んできましたね。これら学んだことを宝物にするには、「しっかり振り返ってまとめること」、そして「それを誰かに伝えること」だというお話をしました。さあ、どれくらい宝物ができたでしょうか?今日皆さんはこれから「あゆみ」をもらって帰ります。担任の先生方は皆さんががんばったこと、よかったこと、できるようになったこと、これからがんばれるといいなと思うこと、など一人一人をよく見て所見を書いてくださっています。今学期どんなことを学んで、どんなことが宝物になったのか、おうちの人としっかり話してくださいね。 さて、明日からいよいよ冬休みになります。年末年始を迎える皆さんに3つお願いがあります。 1つめは、家族の一員として働いてほしいということです。お手伝いを普段からやっている人もいるでしょう。あまりやっていないな〜という人もいるかもしれません。しかし大掃除やお正月の準備など、この時期とくに大人たちは忙しいものです。小さい人たちは大人の「お手伝い」、大きい人たちは自分から家事を買って出ましょう。お掃除、買い物、お皿洗い、家族はとても喜んでくれるはずです。「家族の一員」して役に立つという気持ちをもって、自分からすすんでやってください。 2つめは、お正月を味わってほしいということです。お正月は昔からある日本の行事です。まずはお正月のあいさつをしっかり家族の間で交わしてください。そしておせち料理やお年玉の意味、昔の遊びなど、ひとつでも調べたり家族に聞いたりしてみてください。「1年の計は元旦にあり」といいます。お正月を味わい、新しい気持ちになったら、ぜひ1年の目標や夢を決めてください。新しい気持ちになって新年に決めた目標や夢はかなうものですよ。 3つめは、事故や病気、けがに気を付けて元気に過ごしてほしいということです。交通事故に気を付けましょう。子どもだけでお金をもってショッピングセンターなどの盛り場に行かないようにしましょう。早寝早起き、栄養のバランス、生活のリズムを整えてかぜなどに負けないようにしましょう。1月9日、3学期の始業式に元気なみんなと会えることを楽しみにしています。よい年末年始を迎えてくださいね。 元気いっぱいの子どもまつり年に一回、子どもたちが普段はできない遊びを企画し思う存分楽しむ日です。 2年生から6年生までは各クラスで趣向を凝らした「お店」を出します。1年生はお客さん。前半後半に分かれて店員さんたちもお客さんになって楽しみます。クイズや射的、ゲームや宝探しのお店で楽しんだり、お化け屋敷でどきどきしたり、体育館でゴルフや風船の打ち合いをしたり、とても素晴らしい行事になりました。迷路あり、すごろくあり、パズルあり、校舎全体を使った企画も・・。「よくこんなに考えつくな〜」というくらいバラエティに富んだお店が出ていました。校長は全部のお店を見て回りましたが、どの店もすごい活気です。 「〇年〇組、来てくださーい」「楽しいですよ〜」廊下に大きな声が響きます。子どもたちは店員さんになりきって元気に案内します。また、上級生は下級生が順番を守れるようにやさしく声をかけたり、泣いてしまっている子をなだめたり、大活躍。そんな姿を見て下級生も「自分もあんなお兄さんお姉さんになりたい」「来年はああいうお店を出したいな」と憧れの気持ちをもったようです。 普段はよい姿勢で静かに話を聞く秋葉台の子ども。校長はそうした姿も大好きですが、楽しむときは思う存分楽しむ、おまつりで大騒ぎする、元気いっぱいの秋葉台の子どもも大好きです。 職員室入口の風景すると「じゃあ、3×8」「24=〇×〇×〇×□、〇と□には何が入る?」副校長先生から算数の問題が出ます。その学年の子に合った問題です。子どもたちは毎日わくわくどきどき。「う〜ん24!」「正解!」「よし!」ガッツポーズで職員室を出ていきます。 たまに出張などで副校長先生がいないと問題は出ません。内心ラッキー!と思いきや、残念そうに帰っていきます。職員室にくる子は副校長先生から出される問題やじゃんけん勝負が大好きです。 人権の日によせて12月10日は、「世界人権デー(人権の日)」です。世界人権デーというのは、1948年の国際連合総会で採択された「世界人権宣言」にちなんで制定されました。そして今日12月4日から10日までを「人権週間」としています。 「人権」というのは、どのようなものでしょうか?少し難しい話をしますが、聞いてください。「人権」それは、人は生まれたときからその命がつきるまで「人間らしく幸せに生きる権利」がある、ということです。人はひとりひとりかけがえのない大切な存在です。それはどの人もです。私たちは、生まれ、ことば、男女、姿かたち、意見や考え、それぞれに違いはあるけれど、それによって差別されることがあってはなりません。だれにも等しく「人権」があります。どんな国に生きていようとそれは変わりません。しかし、今も現実には他国では戦争の恐怖に震えたり、飢えに苦しんだりしている子供がいます。あってはならないことです。 さて、人権が大切にされていない例は外国のことばかりではありません。私たちの身近なところにもあります。例えばそれは、いじめです。あなたたちの周りにいじめや差別はありませんか?遊びのつもりで、友だちをたたいたりけったりしてはいませんか?友だちがいやな気持ちなるようなあだ名で呼んではいませんか?そこにいない人の悪口を回したり仲間はずれにしたりすることはありませんか? 今週は人権週間、自分の行動でだれかに嫌な思いをさせたり傷つけたりしていないかふりかえり、すべての人の人権を大切にするということを考えてみましょう。 ごちそうさまでした2読み聞かせごちそうさまでした新米をガスこんろで炊き上げました。なべの底にはほんのりおこげも・・。おみそ汁は煮干しでだしをとり、班ごとに三種類のお味噌で仕上げました。米味噌、麦味噌、豆味噌、とそれぞれの違いを感じながら「こっちもおいしい!」と味見も楽しみました。 これで「ごはんとみそ汁はまかせて!」と自信をもって言えそうですね。 深まる秋、芸術の秋、いよいよ展覧会朝、学校の前の遊歩道の美しさに感動して写真をパチリ。昇降口前の花壇と作品(十人十色という作品です)とのコントラストが素晴らしくてパチリ。 子供たちが心をこめてつくった作品はもちろん、趣向を凝らした展示、校舎前の落書きアートなどなど・・学校前の遊歩道や秋空も含めて、学校全体がアート一色になります。 図書室では八王子市制100周年にちなんだ3、4年生の調べ学習の成果も展示します。蓮生寺さんからお借りした貴重なDVD(開校当時の別所・堀之内の様子)なども上映しますので、一日ゆっくり「ワクワク・ドキドキあきばっこワールド」を楽しんでください。 らくがきアートいっしょにキッズ清掃「くじらぐも」が泳いできそうな・・。1年生の教室からは「くじらぐも」の音読が聞こえてきます。「くじらは、青い空のなかを、げんきいっぱいすすんでいきました。空は、どこまでもどこまでもつづきます。」まったく今日の空はくじらぐもが泳いできそうな、そんな青空です。 廊下文庫?秋晴れの・・にぎやかな学校が戻ってきました8月31日、にぎやかな学校が戻ってきました。夏休みが明け、元気な子供たちの顔を見ることができてとても幸せです。 始業式では「学んだことを宝物にするには」というお話をしました。夏休み中いろいろな体験をしたと思います。楽しい思い出も作ったことでしょう。楽しかったこと、よかったこと、くやしかったこと、なるほど〜と思ったこと、体験したことや学んだことを宝物にするためには2つのポイントがあると思います。1つめのポイントは何かに「まとめること」です。絵日記にしてみる、感想を書いてみる、新聞をつくる、などして整理して残すと宝物になります。記憶にも残ります。2つめのポイントは誰かに「話す」ということです。家族や友だち、先生など相手に分かるように自分が感じたことや分かったことを説明したり話したりすることで、自分の中の思いや考えが整理でき、記憶にも残ります。学校の勉強も同じですね。体験した後はまとめたり発表したり教え合ったりしながらじっくりと定着を図ります。いよいよ2学期。大きな行事、展覧会があります。移動教室、宿泊学習、社会科見学他様々な体験から多くのことを学びます。学習のあとには「まとめたり」「話したり」する活動を通して学んだことを宝物にしていってほしいと思います。 八王子市制100年にちなんだ学習を3,4年生が進めています。昔の堀之内や昔の秋葉台小と今を比べる展示物が完成し2階ホールに飾られています。これから順次増えていきますのでお楽しみに。 |
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