自由に考えるには、基礎をしっかり

 おはようございます。
 元気な挨拶、ありがとうございます。

 今日は、自由にものを考える人になるには、小さなころに基礎的な事をしっかり身につけておくといいよ、という話をします。
 昔、吉田松陰という人がいました。この人は松下村塾という学校、塾の先生でした。その学校からは、時代の流れを変える立派な人がたくさん出ました。5、6年生は分かるでしょうか、伊藤博文とか、山形有朋、木戸孝允 ― 桂小五郎のことですね ― 、などです。
 この学校では、年齢とか立場の違いを越えて、みんな同じように自由に考えて勉強したそうです。
 では、そのように自由な考え方を教えた吉田松陰自身は小さなころどんな勉強をしたのでしょうか。
 調べたところによると、基礎的な事を繰り返し、繰り返し勉強したそうです。基礎的な事というのは昔から長く、正しいこととして引き継がれてきたことです。たとえば、皆さんに分かりやすいものですと、教科書に書いてあるようなことです。

 今日の話は、大人になって、自由にいろいろなことを考えることができるようになるには、小さなころに基礎的な事を繰り返ししっかり勉強するといい、という話でした。

    平成26年1月27日  児童朝会で、校長の話より

6年生 社会科見学

 先週、金曜日(1月17日)6年生は、社会科見学に行きました。
 江戸東京博物館と国会を見てきました。
 江戸東京博物館はさすがに見ごたえのある博物館で、もっともっと時間が欲しいと思った子どもが多かったようです。
 昼食は、子どもたちの動きがよく、首尾よく休憩所で取ることができました。
 国会は、入場前に引率教員が手荷物検査を受けます。建物内での写真撮影もできません。貴重な経験だったと思います。しかも、八王子出身議員の計らいで一般の見学者とは違う場所で、議員から直接、説明を聞くことができました。
 往き帰りのバスの中、社会科クイズ、子どもたちの知識の多さに驚きました。さすがですね。

    平成26年1月21日  校長より
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困ったときに発見がある

 おはようございます。
 いつも元気な挨拶で嬉しいです。ありがとう。

 さて、今日は、何かうまくいかなくて、困ったときに工夫すると発明・発見があるという話をします。
 柔道家に西郷四郎という人がいました。ずっと昔のことです。100年位前です。とても強かった。小説の姿三四郎のモデルになった人だと言われています。
 柔道をスポーツにまで発展させた人は、加納治五郎という人です。体の小さな人でしたがやはり強かった。この、加納治五郎さんは「浮腰」という技がとてもうまかった。相手が、ようし、やっつけてやる、と思って向かっていくと、脇に手を差し込んで、ヒョイッと腰を回して軽く投げてしまう。西郷四郎も一生懸命向かっていくのだけれど、ヒョイッと投げられてしまう。
 西郷四郎は考えました。よーし、投げられないように、腰を回すときにパッと飛び越えてみよう。加納治五郎が投げようとすると、パッと飛び越えました。
 今度は加納治五郎が考えました。飛び越えられないように、脚を上げてみよう。西郷四郎は飛び越えられず、投げられてしまいます。この技を「払腰」といいます。
 そこで西郷四郎は、脚を相手の脚にひっかけて、上体をそらして「払腰」を防ぎます。
 また加納治五郎が考えます。腰を沈めて吊り上げるようにして投げました。これを「釣込腰」といいます。このようにして技が発展してきました。「釣込腰」は今でもオリンピックや世界選手権で使われている技です。
 今日のお話は、うまくいかないこと、難しいことに出会ったとき、工夫をすると新しい発見・発明があるという話でした。

   平成26年1月20日  児童朝会で、校長の話より

寒い!

 本日(10日)4年生は、長池公園に行きました。ねらいは野鳥の観察です。冷たい風が吹き、とても寒かったのですが、しっかりと見てきました。10種類以上の野鳥を見ることができました。

     平成26年1月10日  校長より
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第三学期始業式

 おはようございます。(子どもたちの元気な声の挨拶が返ってくる)今年も元気な挨拶をしてくれてうれしいです。ありがとう。
 今日は、心のあり方で、見え方が違ってくる、というお話をします。
 随分前ですが、私が大学生のころです、こんな実験をしました。バスケットボールのリング(体育館のバスケットゴールを指さして)あのリングです。あのリングがどんな大きさに見えるか、人によって違うか、調べてみたのです。そしたら、ある人はこんなに(腕で輪を作って見せながら)大きく見える、ある人はこんなに小さく見えるんです。人によって見え方が違うことが分かりました。
 今日は始業式、1月8日ですね。1月1日、元旦に、新しい年だ、今年はこんな風に頑張るぞ、と思って、ふっと空を見ると、何かいつもの空とは違って随分きれいだなと思った人がいると思います。また、正月だからって浮かれていられない、いつもと同じように生活して、しっかり勉強して過ごすぞと思って空を見るといつもと同じ空が広々と広がっていたという人もいるかも知れません。どちらもいいですね。大事なことは自分の心の持ち方が変われば、ものの見え方も変わるということです。
 今日のお話は、心が変われば、見えるものも変わってくるというお話でした。

    平成26年1月8日  第三学期始業式で、校長の話より


 写真は4年生が3学期への抱負を発表しているところです。発表する児童も、それを聞く児童もとても良い姿勢で、気持ちがよく伝わります。

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