1年間ありがとうございました

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校門の桜がひとつふたつと開き始めました。今日は修了式です。各学級の代表児童に修了証をわたして次のような話をしました。

22日、卒業式がありました。春の日差しに包まれ清々しく晴れ渡った空のもと、6年生は「ありがとう」のことばを残してさわやかに巣立って行きました。在校生代表として参列した5年生は、とても立派な態度でした。
さて、1月8日に始まった3学期が今日で終了します。同時に4月に始まった学校の1年も今日が締めくくり、修了式の日です。修了式の「しゅう」という字は終わるという字ではなく、修めるという字を書きます。修了式は、1年間の学業を修めたことを喜び合う儀式です。1,2年生には少し難しいかもしれませんが、学業を修めるというのは、学問を身に付けるという意味です。これから、代表児童を通して皆さんにわたす修了証は、皆さんがこの1年間秋葉台小学校の児童として学習に行事に学校生活に一生取り組んで、その内容を身に付けました、という校長先生からの証明です。暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も一生懸命先生の話を聞いたり、友達と協力し答えを考えたり、作品に取り組んだり、技に挑戦したり・・この1年いろいろなことがあったでしょう。修了証に書いてある「小学校〇年生の課程を修了したことを証する」という文にはその一日一日の皆さんのがんばりが詰まっています。1年間がんばったこと、できるようになったことをしっかり思い出して、受け取ってくださいね。とはいえ、学問を身に付けることはそう簡単ではありません。漢字練習、計算練習、毎日やらないとわすれてしまいます。せっかくできるようになったなわとびのわざだって、練習しないとひっかかってしまうよね。今日の修了証は、1年間がんばって、それぞれの学年の学習を全部やりました、という証明ですが、ただ終わりました、というのではありません。せっかくがんばってできるようになったことでも、そのまま練習をしないで放っておくとできなくなってしまうかもしれません。だから、これからもしっかり練習しましょう、努力を一日一日積み重ねましょう。そして得意なことはもっと伸ばしましょう、とそういうこと意味です。
 先週、野球のイチロー選手が28年の現役生活を終えて引退しました。イチロー選手は「小さなことを積み重ねることがとんでもないところにたどりつくただひとつの道」といっています。イチロー選手のような偉大な選手であっても一歩一歩小さな努力の積み重ねがあり、小さなころからこつこつと積み上げてきたからこそ、今があるというのです。一日一日を大切に積み上げた修了証の意味を大切にして4月からもがんばりましょう・

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