修了式によせて〜1年間ありがとうございました〜

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3月23日、今年度しめくくりの日でした。校門のサクラも開き始めました。
4月に校長として初めてこの秋葉台小学校に着任し、保護者の皆様や地域の皆様に温かく迎え入れていただき、たくさんのご支援・ご協力をいただきました。至らぬことも多かったと思いますが、どうかお許しください。無事に1年を終えることができますこと、改めて心から感謝申し上げます。来年度も本校をどうかよろしくお願いします。

本日の修了式にあたり、子どもたちに下記のような話をしました。

「自分のよさに気付き、そのよさを生かし伸ばそう」

昨日は卒業式でした。とても感動的な式になりました。6年生は立派にこの秋葉台小を巣立っていきました。5年生はもうすっかり最上級生の顔で、見事に在校生代表としての務めを果たし6年生を見送りました。ちょっとさみしいけれど、残された私たちでがんばっていきましょう。
さて、今日は一年の締めくくりの日、修了式です。これから各クラスの代表児童に修了証を渡します。その学年で学習すべき内容を学び終えたという証です。校長先生の四角い印が押してあります。目には見えないけれど、皆さんのこの1年のがんばりが詰まった重みのある紙です。この修了証をパスポートとして、全員、次の学年に飛び立つ準備をしてください。上級生になるのだ、という心の準備もいるでしょう、学習内容が十分に身についていないなぁという人は国語や算数の復習も必要でしょう。春休みはしっかりと準備してくださいね。
「あゆみ」ももらいます。教科の成績も気になるところでしょうが、担任の先生が書いてくれた所見もおうちの方としっかり読んでください。担任の先生はあなたたちががんばったこと、よいところを見ていてそれを書いてくれています。自分のよさに気付き、得意なことに自信をもってそれをさらに伸ばすようにしましょう。人は誰でも苦手なことはあります。でもよいところに目を向けそれを伸ばすよう心がけていれば、苦手なことにもやがて取り組めるようになるものです。
「自分にはよいところはあまりないなあ・・」と感じる人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。誰でもみんな必ずよいところがあります。人と比べても仕方がないですよ。例えば、イチゴとトマトを比べても仕方がないようにね。イチゴはショートケーキに乗せたりしてデザートにするととてもおいしいけれど、メインの料理には向かない。パスタやピザのソースにするならトマトだよね。一方、バースデーケーキにトマトが乗っていたら、ちょっと残念だよね。イチゴにはイチゴ、トマトにはトマト、それぞれの味に良さがあります。それを生かすからおいしいんだよね。
人は一人一人違うけれど、それぞれにみんな良いところがあります。それに気付いて生かしてほしいとおもいます。今日、「あゆみ」をもらったら、自分のよいところ、がんばったところはどこかな、と考え、それを一層伸ばし、今後に生かすにはどうしたらよいか、おうちの人と話してみてくださいね。

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学校行事
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