痛くない注射針
おはようございます。
元気な挨拶ですね。 皆さん、予防接種などのために注射をする機会があると思います。あの注射、チクッとする痛さがいやですね。ところが、痛くない注射針を作った人がいるのです。テルモという会社が企画をしたのですが、細い針をつくることができる人が世界に一人しかいなかったのです。それは岡野雅行さんという人です。他のどんなに細い針でも、1年生は分かるかな、直径が0.4ミリメートルなのに、岡野さんは0.2ミリメートルの細さの針を発明したのです。それまで注射針をつくるときは真ん中に穴の開いた筒状のものを切って作っていました。岡野さんは、薄い板状の金属を丸めて作る方法を発明したのだそうです。すごいですね。 さて、その岡野さんがこんなことを言っているのです。若い君たちに向けたメッセージです。 一つは、他人に信頼される人、好かれる人といってもいいですね、そういう人になること。人から信用され、好かれることで仕事ができるのです。もう一つは、勤勉です。勤勉、難しい言葉ですね。真面目に、こつこつと取り組む態度のことです。こつこつ、こつこつやれば、必ずいろいろなことが解決していきます。 特別な能力を持たなくてもいい、人から信用され、物事にこつこつ取り組むことが大切です。 平成25年6月24日 児童朝会で、校長の話より |
|