第四中学校で八王子車人形公演を開催 (令和3年9月24日)

 第四中学校で、西川古柳座五代目 西川 古柳(にしかわ こりゅう)さんをお招きして、八王子車人形公演を開催しました。江戸の伝統を今に伝える貴重な郷土芸能であり、また八王子市の日本遺産ストーリー「桑都物語」の構成文化財でもある八王子車人形を、第四中学校の子どもたち全員が鑑賞しました。
 はじめに、八王子車人形についての説明を受けた後、演目「三番叟(さんばそう)」の一部を鑑賞。初めて見る車人形の動き一つひとつを、子どもたちは興味深く見つめていました。続いて、子どもたち数人が実際に車人形を操作し、泣いたり笑ったり悔しがったりという感情を、車人形の操作で表しました。西川さんのユーモアあふれる指導を見て、子どもたちから笑いがあふれていました。
 その後、「東海道中膝栗毛」の一節を題材にとった演目や、車人形にスペインの文化を取り入れた踊りも披露しました。子どもたちは「八王子にこんな芸能があることは知らなかった。初めて見たけれど、とてもおもしろかった」と話していました。

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【加住小中学校で「滝山城御膳 北条三兄弟絆献立」を提供(令和3年7月5日)】

 7月5日、加住小中学校の給食に「滝山城御膳 北条三兄弟絆献立」が提供されました。今年は滝山城築城500年にあたり、城主であった北条氏照とその一族にちなんださまざまな企画を実施しています。氏照の兄と弟が小田原市と寄居町に城を構えていたことから、八王子市と両自治体とは姉妹都市となっており、それぞれの特産物を取り交ぜた給食を食べることで、本市とのつながりなどを学ぶ機会となりました。
 中学部1年生の21人は給食の配膳を前に、滝山城について書かれた漫画に目を通し、当時のようすに思いを馳せました。机に並んだ給食には、当時食べられていた雑穀米のごはんと一緒に小田原特産のかまぼこや寄居町の新鮮野菜などが使われ、またマスの桜揚げには、桜の名所である滝山城にちなんだ桜の塩漬けが添えられました。
 子どもたちは、かまぼこの弾力にびっくりし、また新鮮ななすで作った炒め物のおいしさもあって、あっという間に給食を食べてしまいました。「漫画を読んで、滝山城の歴史やつくりも良く分かった。また行ってみたい」と話す子どももいて、食事と漫画で歴史や文化に触れることができました。

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【清水小学校で起震車体験を実施 (令和3年9月10日)】

 清水小学校で、9月10日に3・4年生を対象とした起震車体験を実施。八王子市生活安全部防災課が用意した「グラットくん」という起震車を使って、震度6強までの地震を体験しました。
 防災課職員から「起震車の中にあるテーブルは床に固定されているし、高いところに荷物も置いていないが、自宅では物が落ちてくることも多い。生活の中で上から落ちてくるものを減らすよう、保護者の方と考えてほしい」という話を聞いて、子どもたちは自分の家のようすを思い起こしていました。その後2人1組になりヘルメットをかぶって起震車に乗り込みました。  
 地震を想定した起震車の揺れは、縦に横にと強さを変えながら30秒以上続きました。子どもたちはテーブルの脚をしっかりと握りしめて揺れに耐えましたが、体を前後に揺さぶられたり机に頭をぶつけそうになったりと、初めて体験する大きな地震の揺れに驚いたようすでした。
 子どもたちにとっては、起震車の揺れはジェットコースターのようにも感じられたようで、「おもしろかった。また乗りたい」などという感想も聞かれましたが、「今日は訓練だから落ち着いていられたが、本当の地震の時はそうとは限らない。でも今日の体験はいつかきっと役に立つと思う」と話す子どもも多くいて、今回の訓練の意味を正しく理解していました。

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