3月1日(木)今日から弥生三月。
本日は、6年生を送る会も行われます。
本格的に春が近づいています。
心配された爆弾低気圧も、登校に影響がなくホッとしています。
もしかしたら朝会どころではないかな?と思っていましたが予定通り行われました。
今日の朝会は、「情けは人の ためならず」というお話をしました。
「消しゴム拾ってあげたのに・・・。」「席譲ってあげたのに・・・。」
「元気なかったから『大丈夫?』って声かけてあげたのに・・・。」
「『○○してあげた。』ではなく、人に親切にすることが 自然にできる そんな素敵な人に東小のみんなにはなってもらいたいです。」とお話を締めくくりました。
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追記
情けは人のためならず 3月1日(木)全校朝会 校長講話
先月の校長先生の話はインフルエンザがとても流行っていたので、放送での全校朝会でした。
ストップ シンク ゴー 何かあったときは立ち止まって、考えて、その上で行動しよう!と言う話をしました。
今日は「情けは人のためならず」と言うお話をします。
誰かのことを心配し、幸せになってほしいと願っていろいろしてあげたのに、その人から感謝もされない、お礼もない、そんなとき、あなたはどんな気持になりますか。
例えば 落ちていた消しゴムを拾ってあげた 渡したときに「ありがとう!」がなかった。
(「ダメ」とか「いやな気持ち」などの回答が子供たちからあがりました。)
「なんだよ。」とか「もう二度とあいつに親切なんかしないぞ。」とかになりがちですね。
席を譲ったら、「私はそんなに年寄りじゃない!」
泣いているお友達に声をかけたら「あっちいって!」とじゃけんにされた。
そんな経験もあります。(「そうなんだよ」と自分の体験と重ね合わせている児童もいました。)
親切自体は素晴らしい 良い行いですから、実践する人は幸せになれます。
努力と同じで、その時に必ずしも良い結果(お礼を言われる等)が出るとは限りません。
「ありがとう」と言ってもらえなかったとしても、相手の人はすごくあなたのことを恩に感じている「ありがとう」と思っているかも知れません。
逆に自分が困ったときに、その人が助けてくれることもあるでしょう。
また、「やって上げたんだから」と人に要求することばかりの人は幸せにはなりません。
「〜してくれ」「〜させてくれ」「なんで〜してくれないのか」とお友達を責めたりすれば、「なんなんだよあいつは」と周りから人は離れていきます。
相手のことを思って行動を起こすこと。それは、しあわせのタネをまく事と同じです。
昔の人はこのことを「情けは人のためならず」と言いました。
人に情けをかけたり親切するのは、人のためではないんです。
親切する人自身が立派な人になれる、光を放つ人間になれるのです。
「あの人のために やってあげたんだ。」と思っていると、親切の心が相手に届かないかも知れません。
自然に親切な行動や相手を思いやることのできる人に、東小の皆さんにはなって欲しいなあと思います。
また、何か親切にしてもらったときは、ありがとうの言える人になってくださいね。