1月の避難訓練が、15日(金)の10:05から行われました。
この日は予告無しの避難訓練。
火災の避難訓練で、職員室からの出火を想定しました。
おしゃべり無しで、ハンカチを口に当てての避難が多く見られました。(写真上・中)
避難完了後、校長の話で「何の訓練か、どこから出火したか。」を聞くと、放送をよく聞いていて、あちこちから返事が返ってきました。
ANAの機長の話を例に出し、「とっさの時の判断と、正しい行動が大切。『自分の身は自分で守る』ためにも、まずしっかり放送を聞こう。」とまとめました。
(校長:平田 英一郎)
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追記
1月の避難訓練 H28.1.15 校長講話
今日の訓練はどう言う場合でしたか?
火事? 地震? 不審者? そうです、火事です
どこから火事になりましたか? そうですね、職員室です。よく聞けていました。
今日は予告無しで突然放送が入りました。先生から避難訓練があると聞いていなかったと思います。
でも 考えてみたら、「いついつ地震が起きます。」「どこどこから火事になります。」なんて 分かるはずがありません。 突然に起こるから、いつ起きてもいいように毎月、訓練をしています。
この間、飛行機のパイロットの方からお話を伺う機会がありました。全日空のパイロットでパリと成田の間を結んでいる便で主に操縦しているそうです。
もちろん普段は何もないんだけど、何かあったときのために判断を速く正確にする訓練がものすごいのだそうです。そりゃそうですよね。空の上で「えーと じゃあどうしようかなあ。」なんて考えていたら、飛行機は落っこちてしまいます。
例えば、バードストライクと言って、鳥がジェット孔にはいってエンジンが止まってしまうことがあるそうです。
そんなとき「鳥の馬鹿! 何でぶつかるんだよ!」なんて鳥のせいにしている時間はありません。
残りのエンジンでどこの飛行場まで飛ぶか、引き返した方が良いか。あるいは緊急に海の上に胴体着陸するか。 素早く 正しく判断しなければいけませんよね。
「ああ、間違えちゃったごめんなさい。」 なんてことはできません。乗っている500人もの人の命が一瞬にして無くなってしまう。
皆さんも、何か起きたときには、しっかり放送を聞いて、素早く、正しく判断してください。
「自分の命は自分で守る」 「○○さんがこっちって言ったからこっちに逃げたのに、こっちから火が出てて 逃げられなかったじゃないか!」と、天国に行ってから言っても遅いですから。
1 放送をよく聞く。
2 素早く正しく判断する。
そのことで
3「自分の命は自分で守る。」ことをしてください。