中学校の入学式を見て、東小の卒業式を懐かしく思い出しました。
たった2週間ぐらい前のことですが、随分昔な気がします。
証書授与(写真上)
集合写真(写真中・下)
校長式辞もまだ掲載していなかったので掲載します。<<追記>>をクリックしてください。
4月8日午後になっても卒業生達が、入学式を終えて続々と報告に、東小へ卒業生が遊びに来てくれました。嬉しいことです。
皆さんの中学校での活躍を願っています。
何かあったらいつでも東小に来てください。
待っていますよ。
(校長:平田 英一郎)
追記
平成25年度 元八王子東小学校 卒業式式辞
まずは、元八王子東小学校 46名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
皆さんの卒業をお祝いするために、八王子市 水循環部課長 様、四谷中学校校長先生、日頃お世話になっています 地域の皆様、たくさんのボランティアの皆様、本校PTA会長 様をはじめ本部役員の皆様等々、こんなにも多くの方々がお忙しい中を、おいでくださっています。心より、御礼申し上げます。
卒業生の皆さん。わが町で、我が母校で、お父さんお母さん・在校生・多くの皆さんに見守られながら、いつもと同じように卒業式ができることに、改めて感謝いたしましょう。
さて、私は皆さんと一年間過ごしました。この間、46名の皆さんが活躍した場面を、沢山見てきました。
その一つは、移動教室です。完璧なまでの5分前行動。自主自立の言葉がぴったりの、生活態度でした。
その二つは、運動会での組み体操・音楽会での活躍など行事での活躍です。最高のものを目指し、努力しました。見る人に感動を与えた演技や演奏等は、今も心に焼き付いています。
その三つは、委員会やクラブ活動での活躍です。常に最高学年としての自覚をもち下級生をリードし、学校全体を引っ張っていってくれました。
その他、学校の様々な場面でも、あるいは学校の外でも、多くの活躍がみられました。
私は、このように、何事にも全力で取り組んだ皆さんを、誇りに思います。
さて、卒業への餞(はなむけ)に、『人生に三なし』という言葉を贈ります。
「人生に近道なし 人生に失望なし 人生に待ったなし」という言葉です。
意味としては、「近道なんて人生にはないから、コツコツ努力を積み重ねていくしかない。失望なんかしている時間がもったいない。常に前を向いて進んでいこう。だって人生は待ったなしだから。」そんなことを言っているのではないでしょうか?
誰が始めに言った言葉かは分かりません。プロ野球の野村克也監督が言ったとか、その前に高校の野球部の監督さんが言ったとか、何人かの人が引用されているようです。それにしても、人生をよく表した言葉だなあと思います。この言葉の意味を本当に理解するには、ある程度年をとらなければ分からないかもしれません。とにかく、待ったなしの人生を皆さんには後悔なく過ごしていって欲しいと思います。失敗したって良い。それでも目標をもってそれに向かってコツコツ努力していって欲しいと思います。
私は今年一年間「毎日を、夢や目標をもって過ごしましょう。」と話してきました。皆さんには、卒業した後も「簡単すぎないけど、ちょっとがんばれば手が届く目標」をもってがんばって欲しいと思います。このことは中学校に行っても、社会で働くようになっても同じです。目標をもって生きてください。目標をもたずただ何となく毎日暮らしている人より、「今日はこれをがんばろう」と目標をもって取り組む人の方ががんばれるはずです。
スキージャンプの葛西選手が41歳で初めてオリンピックのメダルを手にしました。
自分を信じて最後まであきらめなかった浅田真央選手が16位から6位まで挽回し、笑顔で大会を終わることができました。
“今”がんばっていることが、 “すぐ”結果となって現れるとは限りません。でも、努力してがんばったことは必ず自分の力になっています。
「人生に近道なし 人生に失望なし 人生に待ったなし」精一杯の活躍を期待しています。
保護者の皆様に、お祝い申し上げます。お子様のご卒業 誠におめでとうございます。
お子様の凛とした姿をご覧になって、万感、胸に迫り来るものがあったのではないでしょうか。
これから先、子どもたちは、思春期を迎えます。「手は離しても心は離すな」の親の対応が求められます。どうか、今までと同様に慈しみの心で、お子様の夢 実現を、支えて下さい。
終わりになりました。保護者の皆様の 長年に渡っての本校へのご協力と ご来賓各位の卒業生に対するご厚情 並びに 本校に寄せられました温かいご支援に対しまして、厚く感謝いたし、私の式辞といたします。
平成26年3月24日 元八王子東小学校 校長 平田 英一郎