図書ボランティア部文学散歩〜その2〜
2010/05/25
子規庵が午後1時に開くまではす向かいの「書道博物館」を見学することにしました。ここは子規の句会に参加していた画家・書道家中村不折(なかむらふせつ)の家でした。不折は子規の病の苦しみを少しでも慰めたいと子規に写生画を教えました。書道博物館には銅鐸や銅鏡、鼎などの歴史上必見のものが展示されており、部員は時間を忘れて見入っていました。さあ子規庵です!ビルに囲まれてひっそりとたたずんでいました。中に入るといろいろな草花が植えられている庭が目に入ってきます。(写真撮影禁止ということで子規庵の様子は撮れませんでした)ここに横たわり外を見て子規は俳句を詠んでいたのだと思うと感慨深いものがありました。激痛に苦悶しながらも創作意欲を失わなかった子規に感心する部員たちでした。そして友の偉大さも実感しました。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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