総合学習 地域を知る内野秀重さんには南大沢・別所・松木の地理や、長池公園の生物についてお話を伺いました。長池公園は江戸時代の文献にも記述があるそうです。記述の中にあるぬなわ(じゅんさい)は、昭和の干ばつの際下流の田畑に水を流す必要があり、枯れてしまったそうです。もともと長池公園では貴重な植物を植えて保護をしているため、たくさんの昆虫、爬虫類、両生類、鳥類、哺乳類も生息しています。外来種の動植物が増え、自然破壊につながっていくので、人間の手で守っていくことが大切だということです。 また、石井敏男さんから由木地域の歴史についてお話を伺いました。学校や農協等の公共施設がどこにあったかというお話や、養蚕や酪農を行う農家が、副業でかごやわらを編んだお話を聞きました。また魚屋、酒屋、床屋、タバコ屋、自転車屋があり、戦後電器屋ができたそうです。お手玉や竹馬などの子どもの遊びも、戦争中は戦争ごっこや看護の練習になりました。 1年生はよく話を聞いて、一生懸命メモを取っていました。蚕を「お蚕さん」と言っていたと驚いていました。 |