6年 かばんをもって
以前、焼きなましたスチール缶と木片、釘で旅行かばんを作りましたが、いよいよかばんの持ち主を作ります。
初回の授業では「何を作りたいかわからない」「どうしていいかわからない」という人が何人もいてたいへん不安なスタートでしたが、しだいに6年間の図工の総仕上げともいえるこの課題に熱心に取り組む人が増えてきました。 図工では6年かけていろいろな素材・材料・道具の体験をさせ、「つくりたいものとつくれる」ような力をつけ、発想力や感性を磨けるようにカリキュラムを練ってきたつもりです。ですから図工では、マニュアル通りにみんなが同じものを作るとか「教科書○ページのような作品を作ろう」などという方法を念頭においていません。 これは図工に限りませんが、どうか「つくりたいもの」を自ら見つけ、試行錯誤して自分なりの方法を見つけていってほしいと思います。 |