別中コラム198 華69 「3.11 三年」
みなさん、3月11日、東日本大震災でした。何を思い、何を考えたでしょうか。被災された方は、1度に多くのものを失いました。宝物、車、自転車、ペット、それに家族を失った人も多くいたと思います。なぜ僕たちの町が、なぜ僕たちなのだろうと運命を恨んだことでしょう。しかし、東北の方たちは復興を願い、今日までの日々の中で何度も苦しみに耐え、お互いに力を合わせ、様々な困難に立ち向かい、精一杯生きてきました。
さて、10日の合唱コンクールでは、誰かを感動させるような歌声をパルテノン多摩に響かせることができたでしょうか。一生懸命に歌えたでしょうか。 3年生はもうすぐ卒業ですね。あっという間だった3年間。心の中には何が残っていますか。入学したての頃は、幼かったかもしれませんが今では立派な僕らの先輩です。あと数日でクラスの仲間と別れ、2度と来ない中学校生活、合唱コンクールで泣いていた先輩はそんな悲しみや寂しさがこらえられなくなったのだと感じました。 東日本大震災で失ったものはたくさんあるけれど、その後の日本の団結力、それぞれの頑張りは失った以上に大きくなったと思います。3年生のみなさんも別れを新たなスタートとし、それぞれの道に歩んでください。でも、まだ中学校生活は残っています。残り少ない日々を笑って泣いて青春しながら過ごしてください。 三送会では、学校全体で盛り上がりましょう。オーーーーーーー!! 菅大哲 |