いま来たの?

 出張から学校に帰ると、子どもたちが近づいてきました。

 「いま来たの?」
 「・・・、アハハ、別のところで仕事してきたんだよ」
 「ふーん」

    平成25年2月28日  学校内の階段で、校長と児童の会話より

心と言葉

 おはようございます。いつも元気な挨拶で、とても気持ちがいいですね。ありがとう。

 私がいる部屋から、外を見ていると校庭に鳥が来ているのが見えます。皆が果物などのエサを置いてくれたからでしょうか、このところ鳥がたくさん来ています。この間も、スズメよりも少し小さくて、緑っぽい色で、目のまわりが白い・・・、そうですねメジロが来ていました。メジロがエサを食べていると、もう少し大きな、くちばしや足がオレンジっぽい・・・、そうですムクドリがやってきました。すると、メジロはパッと飛んで行ってしまいました。ムクドリがエサをつついていると、そこへカラスがやってきました。ムクドリはパッと飛んで行ってしまいました。メジロはどうして急に飛んで行ってしまったのでしょうか?ムクドリはどうして急に飛んで行ってしまったのでしょうか?
 そうですね、きっと、おそらく、たぶん、自分よりも大きな鳥が来たのでこれは危ないな、怖いなと思って逃げ行ったのでしょう。
 さあ、ここで「きっと」「おそらく」「たぶん」といったのは、本当にそうかな?と疑問が残るからです。鳥には人間と同じような心があって、皆さんのように「ムクドリさんの方が大きいな、強そうだな、怖いな、逃げた方がいいな」と思ったり考えたりして飛んで行ったのでしょうか?
 この疑問、鳥にも心があるのかなという問題はとても難しい問題です。いろいろな考え方があって、はっきりは分かっていません。ただ、人間である皆さんと同じように感じたり考えたりする心はないと言えます。かなりはっきりといえます。
 なぜなら、鳥には人間のような言葉がないからです。
 皆さんは心で感じたり考えたりするときに言葉を使っています。ですから、心を育て、考える力をつけるには言葉の勉強をしっかりすることが大切です。「思いやる」「頑張る」「考える」ためには言葉が必要です。国語の時間に言葉の勉強をしていますね。言葉の勉強をしっかりすることが心を育てるために、重要なのです。

    平成25年2月25日  児童朝会で校長の話より

「ヘッブの法則」

 おはようございます。
 元気な挨拶ですね。ありがとうございます。

 今日は、「ヘッブの法則」という話をします。何だろう、難しそうだなあ。
 今年になって、何回か雪が降りました。その時、まだ柔らかな雪の上を初めて歩くと、足跡がつきましたね。同じところをまた歩くと、また足跡がつきます。もう一回、もう五回、十回と同じところを歩くと雪の上の足跡が道のようになっていきます。
 皆さんが勉強をして、何度も繰り返して、算数や国語や体育を身につけていくということは、このようなことなのです。これを「ヘッブの法則」といいます。
 皆さんの頭の中には、神経細胞というのがいっぱい並んでいます。今、この体育館に皆さんが並んでいるようにたくさんの神経細胞が並んでいます。たくさんというのはものすごくたくさんです。ここにいる人は300人くらいですが、脳の中の神経細胞は1万、10万、100万、いやもっとずっと多くて1億よりも多くて、100億以上もあるのです。何度も何度も勉強をすると、その神経細胞の並んだ頭の中に道ができるのです。「ヘッブの法則」です。だから繰り返し勉強することが大切なのですね。
 今年度ももう終わりの方に近づいてきました。1年生は2年生になる準備、2年生は3年生になる準備を始めていますね。今年度勉強したことをもう一度繰り返しておくといいと思います。「ヘッブの法則」です。

    平成25年2月18日  児童朝会で校長の話より

おてだま

 3年生が「おてだま」を自分で作り、遊びました。
 地域の方が、作り方、遊び方などとても丁寧に教えてくださいました。
 ありがとうございました。
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クリスマスだったらよかったのに

 早朝から降り出した、雪の中を皆で登校しているときです

 「雪がいっぱい降ってきたね」
 「あーぁ、クリスマスだったらよかったのに」
 「あっ、そうだね、トナカイも走りやすいしね!」
 「うん!」
 「プレゼントも増えちゃうかもしれないね!」
 「ぼく、二つもらったもん!」


    平成25年2月6日  登校時の児童と校長の会話より

暴力は絶対にダメ

 おはようございます。
 元気な挨拶で、気持ちがいいですね。
 さて、今日は、とても短いお話しです。そしてものすごく大切なお話しです。しっかり聞いてください。
 皆さん、自分の思い通りにならないことがあったとき、力で相手を脅して言うことを聞かせようとすることはとても悪いことです。絶対にやってはならないことです。自分のやりたいことを、相手の人のことを考えず、力で押し通すことを暴力といいます。
 暴力は絶対にやってはいけません。
 子どもであっても、大人であっても暴力は絶対にやってはいけません。いいですか?  (「ハイ!」という子どもたちの声)
 もし、今、暴力で困っている人がいたら先生に話してくださいね。お願いします。

平成25年2月4日  児童朝会で校長の話より

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