11種類

 「おはようございます。長池公園はどうでしたか?」
 「・・・・・」(面倒くさそう)
 「鳥の観察がいっぱいできたんだって?」
 「はい」(少しこちらを向いてくる)
 「君は何種類くらい見分けることができたの?」
 「11種類」(目が輝いてきた)
 「へーぇ、すごーい、11種類も見たの?」
 「うん!でもね、鳥はね100種類以上もいるんだよ!」
 「えっ!100種類も?よく知ってるなぁ」
 「そう、だから・・・」
 「ごめんなさい、ちょっと向こうで困っているようだから、ごめんね!」
 (別の児童が困っている様子でそちらへいかざるを得ず、話の続きを聞くことができませんでした。残念。今度、ぜひ聞いてみたいと思います。)

           平成24年6月28日 登校中の児童と校長の会話より

この枝は何に使うのですか?

 「この枝は何に使うのですか?」
 「学校で飼育しているヤゴが羽化するときに登る枝です」
 「なるほど。羽化は夜が多いから、君たちは見られないね、朝登校したら教室にトンボが飛んでいるってことかな?」
 「ヤゴは外で飼っています」
 「えっ!じゃこんなに面倒見てあげて、ただトンボになって勝手に飛んで行ってしまうってことですか?」
 「はい!」
 「そうかぁ、じゃ本当にトンボのためにプールから救出して、面倒見てあげているってことだね!」
 「はい!」

          平成24年6月25日 登校時の児童と校長の会話より

「あおむし」注意報!

 キャベツについた「あおむし」を観察しようと、たくさんの「あおむし」と根の付いた大きなキャベツを廊下に置きました。さなぎになる時期が来たのでしょうか、休み明けの今日、多くの「あおむし」が食べつくしたキャベツから離れて、壁や天井のいたるところに移動していました。
 「ここにいるよ!」「こっちにも!」
 キャベツの近くに掲示された模造紙には数匹がいます。「あおむし」の人気スポットです。中にはドアの戸袋の中に入ってしまったものもいます。
 「蝶になったのもいるよ!」「廊下を這っているのもいる!」「踏まれちゃうよ!」
 「あおむし注意報!あおむし注意報!」
 サイレンの音が聞こえそうな状況でした。

            平成24年6月25日 3階の廊下で校長より

仲間を大切に、そして一生懸命に

 おはようございます。

 人は悲しいときや、苦しいときに泣きますね。そして涙がでますね。ところが人は、うれしいときにも涙が出るものなのです。うんとうれしいときです。
 私は、先週の土曜日にたくさんの涙を流してしまいました。ちょっと恥ずかしかったのですが、それくらいうれしかったのです。
 先週の土曜日に、私が20年も30年も前にバスケットボールを指導した仲間たちが集まったのです。100人くらい集まったのです。
 私だって、失敗したことがいっぱいあったのにそんなことを気にしないくらい、みんな立派になっていました。一人ひとりが立派にこの社会で生きていることがわかったのです。だからうれしかったのです。だから涙が出てしまったのです。
 そして私は、そこで、大事なことを学びました。それを皆さん伝えます。
 皆さんは今、秋葉台小学校で、先生方や多くの仲間たちといろいろなことに取り組み勉強しています。この勉強や仲間を大切にすること、一生懸命勉強し、仲間を大切にすること、これが将来大きな力になるのです。
 皆さんが大人になって、この秋葉台小学校の友達や先生方とふたたび会ったとき、一生懸命、本気で勉強したこと、友達を大切にしたことを、いっぱい思い出すと思います。そのとき皆さんは立派な大人になっていると思います。

           平成24年6月25日 児童朝会で校長より

「できるかなぁ?」

 「キュウリを、このように切ります」

 「できるかなぁ?」

 「もっと細く切ります」

 「先生!気をつけて!」

 ・・・・・

 「これは何ですか?」

 「きじ!」「ギョウザの皮!」

 「はい!そうですね」

 ・・・・・

 のびのび学級では、子どもたちが学校で育てたキュウリとナスを使って調理実習に挑戦しています。一人一人、期待と緊張の表情です。何ができるのか楽しみです。

        平成24年6月22日 「のびのび学級」の調理実習で校長より

あのね!(6)

 (社会科見学の「ふれあいの里」で)
 「先生、あのね!」
 「はい!なんだろう?」
 「先生どうやって帰るの?」
 「京王堀之内から電車に乗って帰るんだけど・・・」
 「・・・・・?」
 「何かあったの?」
 「・・・・・?」
 「あっ!そうか、今日これからどう帰るかってこと?」
 「うん!」
 「ごめんごめん、みんなと一緒にバスに乗って帰るよ」
 「ふーん、えへっ」
 (笑顔で走っていきました)

        平成24年6月14日 3年社会科見学で校長より

雨降りのいいところ

 おはようございます。

 このところ雨がよく降りますね。雨が降ると外で遊べなくてつまらないですね。それから傘をさして歩くのは、ちょっとめんどうです。傘をさしても、足元や袖が濡れてベタベタして気持ち悪いこともあります。

 ところが、雨が降ると喜んでいるように見える動物もいます。
 (「カエル!」児童の声)
 そうだね、カエルは雨が降ると元気だね。
 (「カタツムリ!」児童の声)
 たしかにカタツムリも雨の日に出てくるね。
 (「ナメクジに塩かける!」児童の声)
 塩をかけたらかわいそうだよ、ナメクジも雨が好きみたいだね。
 それから動物ではなく、5年生の皆さんが大事に育てている、田んぼの稲、あれも雨が降らないと困っちゃう。
 こうして見ると、雨がいやだなと思うこともあるけれど、雨が好きだな、大事だなと感じることもある。
 このように、雨に限らずものごとには、いいと思える面とそれから・・・。
 この先は皆さんで考えてみてください。

              平成24年6月18日 児童朝会で校長の話より

魚肉ソーセージ大好き!

 1日に85万本!
 ニッスイの北野工場で作られるソーセージの数です。

 寒い!
 氷点下18度の冷凍庫の中、入ってみて初めて分かる世界でした。

 トイレが行列!
 トイレの前に大変な行列ができました。なぜでしょう?工場内は衛生管理が非常に厳しいのです。手を十分に消毒しないと、ドアが開かず、出てこられないのです。

 何人かの子どもに聞いてみました。
 「お魚ソーセージ、好き?」
 「うん、大好き!」

 様々な体験をした社会科見学でした。

          平成24年6月14日 3年生の社会科見学で校長より

雨の中、ありがとうございました。

 本日はあいにくの雨天でしたが、計画通り学校公開を実施しました。
 雨が降っているにもかかわらず、多くの在校生の保護者の方、来年度入学予定の保護者の方においでいただきました。
 子どもたちは、やはりいつも通りというわけにはいかなかったようです。気負う子、甘える子、照れる子等々それぞれでした。それでも学校で一生懸命取り組んでいるお子さんの様子や秋葉台小学校の様子の一端はご覧になれたかと思います。
 お忙しい中、ありがとうございました。

                     24.6.16 校長より

交通事故に気をつけよう!

 おはようございます。

 皆さんは「第一次交通戦争」というものを知っていますか。
 (「知らない」子どもの声)
 昭和30年代から40年代中ごろまで、交通事故が増え、残念なことなのですが交通事故でけがをする方や亡くなる方が増え続けたのです。それを第一次交通戦争といいます。このときは、交通事故を減らすために対策を立てて対応しました。そのおかげで、交通事故で亡くなる方が減ったのです。
 どんな対策を立てたと思いますか?何だろう?
 信号機を設置したり歩道橋を設置したりしたのです。
 ところが!ところがです。平成5年ころからまた交通事故が増え、交通事故で亡くなる方が増えていきました。どうしてでしょうか?どうしてだと思いますか?このことについては自分で考えてみてください。
 いくつかヒントを上げます。シートベルトの着用の義務付けなどで亡くなる方を減らすことはできました。でも事故は減りません。また、高齢の方が事故にあうケースが増えています。
 さて、信号機があれば交通事故がなくなるわけではないことが分かりました。外を歩くときは、一人一人が交通事故にあわないように気をつけなくてはなりません。また、自転車に乗るときも注意が必要です。自転車は人にぶつかれば人をけがさせることにもなります。注意が散漫になり、集中力が欠けると事故にあう可能性が高くなります。どんな時に集中力がなくなるでしょうか。友達と夢中で話したり、ふざけあったりすると、集中力が欠けます。あわてる時もそうです。外を歩くときはそのことを十分に注意してください。

     平成24年6月11日 児童朝会で校長の話より

すごいぞ!別所中!

 6月2日、別所中学校の第23回体育大会を見てきました。

 さすが!です。

 規律、パワー、笑顔、無駄のない進行。

 素晴らしい中学校ですね。

           平成24年6月4日 校長より

”やりたいこと”と・・・

 おはようございます。

 皆さんは“やりたいこと”と“やらなければならないこと”の二つがあったとき、どちらを先にやりますか?

 (「やらなければならないこと!」「どっちも!」と子どもの声)

 うん!なるほど、そうだね。学校には“やらなければならないこと”がたくさんあります。なぜ、“やらなければならないこと”がたくさんあるのでしょう?

 人間は皆で協力して、仲よく暮らしています。そして、仲よく暮らすために“やらなければならないこと”があるのです。

 ところで、人のために“やらなければならないこと”をしっかりとやっているとだんだん楽しくなってきて、“やりたいこと”と一致してくることがあるのです。不思議ですね。

              平成24年6月4日 児童朝会で校長の話より

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