服が違うね

 (朝いつもより気温が低かったので、ベストを着ました)
 「あっ!校長先生だ!いつもと服が違うね」
 「えっ!ああ、そうだね」
 「どうして違うの?」
 「ちょっと寒くなってきたから、これ着ただけだよ」
 「どうして黒いの?」
 「えっ!うーん、・・・」
 「ねえ、どうして黒いの?」
 「・・・よわったなあ・・・」
 「あっ!行かなくちゃ」
 (教室に入っていきました)

    平成24年10月24日  朝、廊下で、児童と校長の会話より

チャレンジキッズ

 「今日、チャレンジキッズに行くんだ」
 「ふーん、体育館でやるんでしょ?」
 「うん!」
 「いろいろな遊びができるんだよね?」
 「うん!」
 「楽しそうだね」
 「うん!」
 (スキップして行っちゃいました)

    平成24年10月24日 登校中の児童と校長の会話より

太鼓、鉦、笛

 太鼓、鉦(かね)、そして笛の軽やかな音が青空に響きわたります。七頭舞の始まりです。伝統の衣装を身にまとった5・6年生有志の子どもたちが颯爽(さっそう)と舞います。リズムに乗って複雑な振り付けを難なくこなす子どもたちに、多くの観客の熱い視線が注がれました。子どもたちにとって、ちょっといい気分になった貴重な時間でした。
 10月20日(土)別所中学校で開催された青少年対策別所地区委員会主催の「別所フェスティバル」に本校5・6年生有志が参加し、伝統の七頭舞を披露しました。
 「かっこよかった!」(後輩たちの声です)

     平成24年10月20日 別所中学校で、校長より

カマキリと降雪量?

 おはようございます。
 皆さんはカマキリを知っていますね。皆さんが学校のまわりで見つけることのできる、あのカマキリは不思議な能力を持っているのだそうです。どのような能力かというと、その地域の雪の量を予告する能力です。カマキリの卵は地上から50センチメートルくらいから2メートルくらいの高さにありますが、その平均値が高い年は、雪がたくさん降るのだそうです。つまり、カマキリが卵を産み付ける高さによってその冬の雪の深さが分かるというのです。すごい予知能力ですね。本当でしょうか。
 新潟県長岡市の電気工事会社の社長さんだった酒井與喜小夫さんは、このことを調べて確かめました。10年間も調べたそうです。その結果、本当にカマキリの産み付けた卵の高さと、その冬の雪の量は関係があるとわかったのです。酒井さんはこの研究で博士になりました。論文が認められて、博士号をもらったのです。
 さて、皆さんが何かを調べたり研究したりするときに大切な力が2つあります。1つは「なぜだろう不思議だなと思う力」です。これが頑張る力になるのです。そして2つ目は「算数や国語、社会や理科の力」です。カマキリと雪の研究でも、長さを測ったり計算したり、調べたことを文章にしたり、雪が降る地方のことやカマキリのことに関する知識を使ったりしました。皆さんが今、小学校で取り組んでいる毎日の勉強が役に立つのです。頑張って勉強する意味があるのです。楽しみですね。
 では、最後に一つ問題を出します。学校の近辺で皆さんが見つけるカマキリは緑色をしています。なぜ、緑色なのでしょうか。ヒントは、カマキリにはカレハカマキリと言って落ち葉のようなカマキリがいます。また、ハナカマキリと言って花にそっくりのカマキリもいます。さあ、このあたりにいるカマキリはなぜ緑色なのでしょうか。考えてみてください。

    平成24年10月22日  児童朝会で校長の話より

天気になってよかったね!

 「今日はいい天気になってよかったねえ」

 「うん!」

 「遠足楽しみだものね!」

 「うん!」

 「多摩動物園にはどんな動物がいるかなあ、ライオン、トラもいるのかなあ」

 他の児童が<私、ユキヒョウが好き、見てみたい>

 「そうかあ、見てみたいねえ、君は何が好き?」

 「犬!」

 「犬?・・・、あっそうかあ、犬が好きなんだね」

 「うん!」

      平成24年10月19日 登校中の児童と校長の会話より

あのね(7)

 「先生、あのね、あのね」

 「はい、どうした」

 「あのね、・・・」

 「なんだろう、どうしたかな」

 「今度、先生にお手紙書くから」

 「えっ!うれしいな、ありがとう」

 手をふりながら自席へ戻っていきました。

  平成24年10月18日  休み時間の教室で、児童と校長の会話より

どうして、くるの?

 一輪車に乗った子どもが柱につかまりながら

 「先生どうして、ときどき学童にくるの?」

 「はい! そーだなー、みんなに会いたいから、どうしてるかなって」

 「ふーん・・・」「ドッジボール大会の時きたよね・・・」「○○君と、△△ちゃんと・・・」「・・・えーとね・・・」「・・・」

 いつの間にか子どもたちがいっぱい集まってきました。

 平成24年10月17日  中休み、渡り廊下の近くで、校長と児童の会話より

便利なものは

 おはようございます。
 皆さんは自動車に乗ることがあると思います。自動車は便利ですね。歩けば、30分も40分も1時間もかかるようなところでも簡単に行けます。雨が降っていても濡れずにすみます。歩かなくて済むので楽です。
 ところが、この便利な自動車が普及したことで困ったことも起きています。自動車を使うと歩かなくてもすむので、運動が足りなくて、体が弱くなってしまう人も出てきました。人の体は歩くようにできているので、歩かないと弱くなってしまうのです。また、事故が起きて、大けがをしたり、中には死んでしまう人も出てきました。悲しいことです。
 このような例は他にもたくさんあります。便利なものは人間にとってとてもありがたいものなのですが、同時にそれまでになかった問題を起こします。皆さんもいろいろ考えてみてください。
 たとえば、携帯電話です。低学年の皆さんはあまり触れることはないかもしれません。高学年の皆さんの中には持っている人もいるかもしれません。とても便利なものです。でも困ったことも起きています。ぜひ考えてみてください。

    平成24年10月15日  児童朝会で、校長の話より

楽しかったよ!(2)

 楽しかったよ!全校遠足。
 お弁当も、おやつもおいしかったよ!また行こうね。

  平成24年10月5日  全校遠足から帰って、校長より
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楽しかったよ!

 楽しかったよ!全校遠足。
 いっぱい歩いて、いっぱい遊んで疲れたけれど、みんなと仲よくできて楽しかった。

         平成24年10月5日  全校遠足から帰って、校長より
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稲刈り

 10月3日(水)、5年生は田んぼの学校へ稲刈りに行きました。
 カマは刃物ですから緊張感が走ります。中腰姿勢はとても疲れます。刈った稲をワラで束ねるには力の入れ具合など手先の器用さが求められます。農作業の大変さ、やり遂げた充実感、協力する楽しさなど、一粒のお米に含まれた価値を十分に味わった稲刈りの体験でした。

    平成24年10月3日  稲刈りから帰って、校長より

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逆上がり

 「あっ!校長先生だ!」
 「こんにちは」
 「こんにちは」
 「遊びに来たの?いい汗かいてるねえ」
 「うん!うふふ!逆上がりの練習してたの」
 「そうかあ!できるようになりましたか?」
 「うーん・・・、まだ」
 「難しいものね、逆さになって頭からおっこちゃいそうだもの、ゴーンってなったら困るよ」
 「あはは、大丈夫だよ」
 「そう、すごいなあ、おなかが鉄棒にくっつけばあとは簡単なんだよね、あの坂道みたいな練習の道具使ってる?」
 「うん!あれがあればできるんだ」
 「そうかあ、もう少しなんだね、はやくできるようになるといいね」
 「うん!うふふ」
 「じゃ、気をつけて帰るんだよ」
 「はい!」「さようなら」
 「さようなら」

 平成24年10月1日  放課後、鉄棒の練習に来た児童と校長の会話より

放送席!放送席!

 放送席!放送席!ヒーローインタビューです。
 今日は夏休みに水泳で頑張って、泳げる距離を飛躍的に伸ばした、6年生のN君にインタビューしたいと思います。
 N君、それではこちらに来ていただけますか。
 よろしくお願いします。
 クロールで何メートル泳げるようになったんですか?

N君:50メートルです。

 夏休み前はどのくらいだったんですか?

N君:25メートルも泳げませんでした。

 すごいですねえ!怖かったり、苦しかったことはなかったんですか?

N君:いいえ、楽しかったです。

 そうですかあ!いろいろと大変なこともあったと思うのですが、どんな時が一番頑張れたのですか?

N君:友達と一緒に泳いで、楽しかったので、頑張れました。

 なるほど、仲間と一緒で、楽しかったから頑張れたのですね。
 最後に、この喜びをエネルギーにして、次には何に挑戦したいですか?

N君:今度は、100メートルを途中で立たずに泳ぎ切りたいと思います。

 ありがとうございました。
 今日のヒーローインタビューは、水泳で自己の記録を大幅に更新した6年生のN君でした。大きな拍手をお願いします。(児童から大きな拍手がありました)

 皆さんにも、誰にでも、何かをやり遂げたり、うまくいってうれしかった経験があると思います。その時の気持ちをしっかり心に留めて、新しいことにどんどん挑戦しましょう。

   平成24年10月1日  児童朝会で、校長の話より

秋葉台のいいところ

 土曜日の今日、校庭で元気な声が聞こえます。いっぱい聞こえます。今日は学童のドッヂボール大会です。
 勝つための作戦はいろいろあるけれど、秋葉台はどの子もチャンスがあれば、遠慮せずにしっかり投げていたのがよかったと思いました。
 ガンバレ!ガンバレ!秋葉台!

    平成24年9月29日 校庭で、校長より

座席の倒れ具合???

 今日は、4年生の児童と一緒にサイエンスドーム八王子へ行ってきました。プラネタリウムで月の動きや星座について学びました。
 さて、ドームの中でのことです。プラネタリウムの座席の椅子は、背もたれが後ろに倒れて天井のスクリーンを見ることができるようになっています。この椅子の倒れ具合がある児童の目に留まりました。「座席によって椅子の倒れ具合は違うのですか?」児童はこのような疑問を持ちました。真ん中あたりの席に比べ、前の方の席ではより大きく倒れないと見にくいはずだと考えたのです。なかなか鋭い疑問です。私はちょっと感激して、後で館長さんに確かめてみました。「なるほど、その通りですね、ただ、そのようなことは考えても見なかったので、どのようになっているかは分かりません」とのことでした。
 すごい子がいるものです。将来の大活躍が楽しみです。

    平成24年9月28日  サイエンスドーム八王子から帰って、校長より

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火星とカイコ???

 火星とカイコ(蚕)の関係は?と問われて想像がつくでしょうか。
 9月18日、宇宙科学研究所・名誉教授の山下雅道さんにお話ししていただきました。
 子どもたちの感想をいくつか紹介します。
 「・・・クワの葉が苦いのもびっくりしました。カイコは苦いものが好きだとびっくりしました。他の虫に取られないように苦い食べ物を食べるなんて頭がいいと思いました。・・・」「・・・火星はとても寒いのに、カイコは火星でくらせるのかなと思いました。・・・」「・・・米、野菜(葉っぱ)、塩、サツマイモ、大豆、ドジョウ、カイコのサナギ、こんなものを火星で食べるんだな、おいしいのかなあと、思いました。・・・」「・・・地球から火星まで265日ぐらいかかるとは思いませんでした。・・・」「・・・火星の温度がマイナス60度にもいくことを初めて知りました。・・・」「・・・人間までクワの葉を食べられるなんてしりませんでした。・・・」「・・・カイコクッキーの中には、子どもが飲める酒を入れてあることがビックリしました。・・・」「僕は、あんなに昔からカイコが飼われているなんて知らなかったです。・・・」「山下先生のビデオを見て、火星がどんな所か分かりました。・・・」「・・・火星から、危険な生き物は、地球には、持ち帰ってはいけないことを初めて知りました。・・・」「・・・私は山下先生に教えてもらった火星の話を聞いて、私も行きたいなと思いました。・・・」
 子どもたちの夢や思考がどのくらい広がったか、想像を絶するものがあります。他にもいっぱいありますが、この位にしておきます。

 山下先生、本当にありがとうございました。

   平成24年9月26日  子どもたちの感想を読みながら、校長より

リフト、キャンプファイヤー、絆

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 写真の説明。

 上から

 (上) “リフト” 「怖かった!」
 (中) “キャンプファイヤー” 「盛り上がった!」
 (下) “絆” 「できた!」

    平成24年9月21日  姫木平移動教室で、校長より

よく歩いたね!

 5年生の移動教室、1日目は車山山頂から八島湿原まで山道を歩きました。距離にすれば約6キロメートル、時間にして約110分、標高差は約295メートルの下りでした。道は大きな石がゴロゴロしている坂道がほとんどです。全員が歩き切りました。
 疲れたけれど、日頃接することのできない様々な自然にたくさん出会いました。全員が「ヤッホー」の大合唱で確かめた“コダマ”は一生脳裏に刻まれ続けると思います。
 みんな、よく歩いたね!

    平成24年9月20日  姫木平移動教室で、校長より

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すごいなぁ!

 5年生の移動教室でのことです。
 素晴らしい人にたくさん出会いました。その中の三人について紹介します。
 一人目は、和紙の里で“紙すき体験”を指導してくださった立岩和紙の方です。ユーモアたっぷりに、立て板に水のごとく、心地よく分かりやすい説明には本当に驚きました。子どもたちの反応に対するリアクションがまた的確でリズミカルなのです。脱帽です。「すごいなぁ!」と思いました。
 二人目は、“バター作り体験”を指導してくださった長門牧場の方です。やはりユーモアたっぷりに、奥の深い内容を、よどみなく、楽しく、分かりやすく説明していただきました。子どもたちの質問に対する対応が実に的確でみごと、単にバター、牧場の話ではなく化学、経済、政治に関わる話題まで、幅広く、これまた脱帽です。「すごいなぁ!」と思いました。
 さて、三人目です。バスの中、バスレクを進行してくれた彼、とにかく機転がきく、飽きさせないその配慮にはやはり脱帽です。二つほど彼のジョークを紹介します。
 推理ゲーム(前もって一人一人に記入してもらった、好きなもの、血液型、趣味などを読み上げ、それが誰かを当てるゲーム)で、「・・・次に血液型です、血液型“マル”型」、まわりから「“オー”型でしょ!」の突っ込み。「・・・えーっと、好きなテレビ番組は、プロジェクト“バツ”」、まわりから「“エックス”!もう!・・」と突っ込み。
 いやはや、「すごいなぁ!」と思いました。

   平成24年9月21日  移動教室の帰りのバスで、校長より

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ありがとうございました

 おはようございます。
 先週、5年生と一緒に移動教室に行ってきました。その前の週には、4年生と一緒に東京湾、海ですね、に行ってきました。それから、その前には、6年生と一緒に八王子サイエンスドームに行ってきました。児童のみなさんと一緒に行って、よかったこと、うれしかったことがいっぱいあったのですが、今日はその中から一つお話しします。
 どの学年の皆さんも、人に何かしてもらった時に「ありがとうございました」という言葉がさっと出るのです。とてもいいことです。とてもうれしいことです。
 「ありがとうございました」という言葉は、自分のことがよく見えているとき、そして相手のことによく気づいているときに出てきます。
 私は、多くの子どもたちが「ありがとうございました」といえる秋葉台小学校がとても誇らしく、うれしく思います。だから、今日は私も皆さんにお礼を言いたいと思います。
 「ありがとうございました」

   平成24年9月24日  児童朝会で、校長より

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