小学校で勉強する理由

 おはようございます。
 元気な挨拶ですね、ありがとう。
 昨日、衆議院という国会の議員を選ぶ選挙がありました。皆さん知っていますね。日本は民主主義という方法で国の大事なことを決めていく国ですから、国民の一人一人が国のことを考えて、投票をする選挙で国会議員を選びます。
 さて、民主主義で大事なことは何でしょう。国民が投票をして議員を選び、大事なことを任せるのですから、国民一人一人がしっかり考える力を持っていること、それからいろいろなことをよく知っていて、分かることが大切ですね。社会のことをよく知っている、理科のことも分かる、国語もしっかりできる、論理的に考える算数も分かる、投票をする一人一人がそういう人になることが大切です。
 皆さんはあと10年前後で投票をすることになります。6年生は10年もないですね。よく、こんな勉強をして何になるのかな、なんて疑問をもつことがあると思います。勉強する理由はいろいろありますが、小学生の君たちが一生懸命勉強しなくてはならない理由の一つにはこのようなこともあるのです。

    平成24年12月17日  児童朝会で、校長の話より

できるようになりました

 朝、登校時、ある児童が話しかけてきました。
 「2回連続の前まわりができるようになりました」
 「えっ!すごい!すごいなあ、いっぱい練習したんでしょう」
 「はい!」「私の友達は天国まわりもできたんです」
 「天国まわり?どんな技ですか?」
 「鉄棒に腰かけて、膝の裏のところを鉄棒にひっかけて、後ろにまわるんです」
 「なんだか怖いなあ」
 「大丈夫、ともだちはできました、だから私も挑戦するんです」
 「なるほど、そうですか、鉄棒って出来そうもないことを練習するとできるようになるから、そこが面白いよね」
 「はい!」
 他の児童から、「地球まわり」「プロペラまわり」「空中逆上がり」等々いろいろな技の名前が出ていました。
 (本校では、腰掛け姿勢からの後ろまわりが天国、前まわりが地獄といっていますが、逆の呼び方をしているところもあります)

     平成24年12月14日  登校中の児童と校長の会話より

だれか泣いてる!

 午後、遠くから子どもたちの泣き声が聞こえます。
 「あれ!どうしたかな?」急いで泣き声のする方へ行くと、1年生の教室で何人もの児童が泣いています。教室の中では、転校するお友達がお別れのあいさつをしていました。
 「幼く見えても、わんぱくに見えても、やさしい心は育っているんだな」と思いました。

    平成24年12月14日  1年の教室から戻って、校長より

いーとーまきまき・・・

 3年生は今日、蚕(かいこ)の繭(まゆ)から生糸をとりました。円柱状の筒に、とにかくひたすらクルクル巻きつけていきます。何分も何十分もただただ巻きます。
 「こんなに長い糸をあの小さなカイコが作り出したなんてすごい!」「疲れた!」「1.5キロメートルもあるんだよ!」「飽きた!」「見て、見て!きれい!」などなど、わいわいがやがや、いつもながら楽しそうな時間でした。

    平成24年12月14日  3年1、2組の教室で校長より

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「は〜なこさん!」CM集会

 今朝は児童によるCM集会がありました。
 来週の子ども祭りに向けて各学年・学級のイベントを、それぞれの代表が分かりやすく、楽しく紹介しました。どのコマーシャル・メッセージもなかなかのものでした。大勢のお友達が来てくれそうで、来週が楽しみです。

   平成24年12月13日  体育館で校長より

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トイレ、そして思いやり

 おはようございます。
 皆さんは、お家のトイレを誰が掃除しているか知っていますか?
 誰だろうね?お父さんかな?お母さんかな?
 汚れたトイレ、汚いトイレを使うのは嫌ですね。だから皆さんが気持ちよく使えるように、誰かがトイレの掃除をしてくれています。掃除をする人は、自分のことだけではなく他の人のことを考えて、他の人のために掃除をするのですね。お父さんかな、お母さんかな、皆のことを思って掃除をしてくれるのですね。
 このように、皆で使うところを掃除するということは、他の人のことを考えるということです。他の人のことを思いやるということです。この、人のことを思いやるという力、つまり思いやりは人間にとってとても大切な力です。
 皆さんも学校で掃除をしますね。その時には他の人のことを考え、思いやることができるようになります。とても大切な力が、掃除をすることで身につくということです。掃除にはこのような意味もあるのです。しっかり取り組みましょう。
 それから、付け足しの話になってしまいますが、トイレを上手にきれいに使いましょうね。皆で使うところをしっかり掃除することも大切ですが、きれいに使うことも大切です。正しく上手に、使った後水をしっかり流すなどきれいに使いましょう。

    平成24年12月10日  児童朝会で校長の話より

えっ!・・・すごい!

 12月6日(木)体育朝会を行いました。取り組んだのは「大縄学級全員8の字跳び」です。
 寒さなどには負けず、みんな元気に集まって、「ハイ!はじめ!」。
 3分間で、なんと200回を超える学級もありました。よく考えると、3分は180秒ですから、1秒に1回跳んでも200回は超えません。
 「えっ!・・・すごい!」

      平成24年12月6日  校庭で、校長より

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連合音楽会

 合奏の様子です。
 音を流せないのが残念。
 秋葉台小学校の様子は、12月16日、夜7時から9時、ケーブルテレビJCNテレメディア(地デジ11チャンネル)で放送予定です。

                                  校長より
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ちょっと緊張しました

 今日は連合音楽会、5年生はバスでオリンパスホールに向かいました。「少しは緊張しているかな、緊張を和らげてやらねば」と思いきやバスの中は大騒ぎ、元気なことこの上なし。いやはやさすがは現代っ子。
 ところが、ホールに入ると本格的な施設の威容に少し心が揺れてきました。そして、他校の演奏が始まると、緊張感が伝わってきます。いよいよ自分たちの出番となる少し前、さすが秋葉台小学校、皆いい顔をしていました。
 合唱も演奏も立派なものでした。鑑賞の態度も立派でした。

平成24年12月5日  オリンパスホールから帰って、校長より

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八王子盲学校と交流

 12月5日、4年生が八王子盲学校を見学させていただきました。
 小グループに分かれて、校内を丁寧に案内していただき、視覚障害を乗り越えていく工夫や努力、力強い生き方に触れることができました。子どもたちにとって自分たちの日常を見直す貴重な体験となったようです。帰校した児童の表情が、少し引き締まった感じがしました。
 お忙しい中、温かく迎えてくださった校長先生をはじめ教職員の皆様、本当にありがとうございました。心から感謝の念が湧き上がりました。

   平成24年12月5日  今日1日を振り返りながら校長より

グツグツ煮るんだよ!

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 11月29日、八王子織物工業組合の方が出前授業に来てくださいました。
 4年生の子どもたちが染色の実習をしました。酢酸の匂いが充満する中、時間をかけてものづくりをする実体験は、子どもたちの五感を通じて先人の知恵を学ぶ機会になったと思います。
 織物工業組合の皆様ありがとうございました。
 また、お忙しい中お手伝いいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

    平成24年11月29日  家庭科室で校長より

ハルチ、ウムチ、ツヅチ

 おはようございます。
 昨日は日曜日、その前の日は土曜日でした。その一昨日の土曜日に、私はオリンピックの金メダリストと身近に会ってお話しする機会をもらいました。
 具志堅幸司さんといって、1984年のロサンゼルスオリンピックの体操競技の金メダリストです。皆さん内村航平選手を知っていますね、あの体操競技です。
 具志堅さんはいつも演技をする前に、何かボソボソとつぶやいていました。何をつぶやいていたのかというと、おまじないをつぶやいていたのだそうです。どんなおまじないか聞いてきたので、皆さんに教えますね。「ハルチ、ウムチ、ツヅチ」というのです。「ハルチ、ウムチ、ツヅチ」です。張り切る気、生み出す気、続ける気という意味だそうです。皆さんも何かの時に使うと効果抜群だそうです。
 ただし、このおまじないはそれまでに一生懸命努力してきた人にしか効果がありません。実は、具志堅さんはオリンピックに向けて練習していた時に大きなケガをしてしまったそうです。左の足首の骨が折れて、アキレス腱が切れてしまったそうです。もう体操競技ができないくらいのケガです。がっかりして、元気がなくなって、もうだめだと思ったそうです。そんな時、高校の担任の先生だった桑原先生から手紙が来ました。手紙には「やめたければやめなさい。しかし、こういうケガを乗り越えてこそ本当に強くなれるのです」と書いてあったそうです。そして、「ハルチ、ウムチ、ツヅチ」というおまじないを教えてくれたそうです。それで具志堅さんは勇気を出して練習し、努力を重ねケガを乗り越えて金メダルを取ったのです。
 具志堅さんの取った金メダルは、体操競技の個人総合ともう一つありました。そのもう一つというのは吊り輪でした。実は、吊り輪というのは、ケガをしたときに練習していた種目なのだそうです。すごいですね。
 皆さんも、いろいろなことに挑戦し、努力しておまじないが通じるようにしたいですね。

    平成24年12月3日  児童朝会で校長の話より

訓練です!

 いざという時のために集団で下校する訓練を行いました。
 校庭に全校児童が集まり、学級ごとの集団から地区ごとの集団にさっと移動、上級生が下級生の手を引いて地区ごとに下校しました。
 このような時、わがままは許されません。皆で助け合います。

    平成24年11月28日  校庭で校長より
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部活動体験に行きました

 11月27日(火)、6年生は別所中学校の部活動を体験させていただきました。
 ちょっぴり大人の雰囲気です。

       平成24年11月27日  別所中学校で校長より
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先生、濡れてるよ

 「あっ!雨が降ってきた!」
 「本当だ、降ってきたね」
 「先生、濡れてるよ」(手でコートを拭いてくれました)
 「ありがとう、手が冷たいでしょう、ありがとう」
 「前の方も、雨で濡れてるよ」(水滴を払うように、拭いてくれました)
 「本当に、ありがとう」

     平成24年11月28日  登校中の児童と校長の会話より

仲よく協力するって、素敵だね!

 おはようございます。
 今朝は、これから6年生の合唱を聞きたいと思います。(6年生が少し動揺した表情をする)今、歌ってもらうということではありません。先日の音楽会の時6年生が歌ってくれた歌を、映像を見ながら、みんなで聞きたいと思います。
 (音楽会や今までの学校生活での映像を、6年生の歌「絆」をBGMにして編集したスライドショーで視聴する。全員がシーンと集中して視聴する)
 はい!ではお話をします。
 何かに向かってみんなで協力して、一生懸命取り組むことは素敵なことですね。みんな仲良く協力していろいろなことに取り組んでいきましょう。意地悪をしたり、いじめたりせずにみんな仲良く協力することは素晴らしいことです。

   平成24年11月26日  児童朝会で、校長の話より

みんなで遊んだよ

 今日はキッズ集会がありました。6年生を中心に楽しい集会ができました。
 上手に遊んだ日は子どもたちに活気があり、給食の食べっぷりもいいようです。心も体も、勉強も遊びもみんな関係があるんですね。

  平成24年11月22日  みんなが帰宅した後の学校で、校長より
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言い訳をするよりも・・・

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 本日、5年生は社会科見学に行ってきました。渋谷区のNHKスタジオパークと大田区の北嶋絞(きたじましぼり)製作所を見学してきました。
 北嶋絞製作所は世界最高峰の技術を誇る中小企業です。航空機や人工衛星など失敗が許されない注文に、職人技で応え、信頼を勝ち取っています。
 職場の壁に心得が掲示してありました。その中に「言い訳を説明するよりも、やり方を工夫せよ」とありました。胸に刺さる厳しい指摘です。世界最高の所以だと思いました。
 子どもたちも多くのことを学んだようです。

    平成24年11月20日  社会科見学から帰校して、校長より

音楽会

 おはようございます。
 おいそがしいところを音楽会にお越しいただきありがとうございます。
 音楽というのは、本当に不思議な力を持っていますね。子どもたちの思いがジーンと伝わってきます。すばらしいです。
 ただ、この演奏は昨日今日できたものではないのです。長い期間練習してきた成果です。皆さんには長い人生経験がありますから、それに照らし合わせて子どもたちの苦労や努力が見えるわけです。だからジーンとくる。ところが、練習を始めた頃、子どもたちには、自分たちがここまで来れるということがイメージできなかったと思います。だから教員が指導して、要するに教えてここまで来たのです。そして今回のこの経験を通して子どもたちは自分たちの可能性が広がり、イメージできる世界が広がったのです。教育というものは、このようなものだと思います。見えていない子どもたちに、見えている大人が教えて見えるところへ到達させていく。子どもたちの世界が広がっていく。そういうことだと思います。
 今朝、廊下を歩いていましたら、子どもが二人ついてきました。私が曲がると子どもたちも曲がってくる。何かありましたかと尋ねると、「うふふ」と笑っている。何かなと思ったら、こんな手紙をくれました。昨日、教員の合唱を子どもたちに披露したのですが、それに対する手紙でした。たくさんあるのですが二つだけ読んでみます。
 「先生たちの合唱“ふるさと”とってもやさしい曲でしたね。私の心までやさしい気持ちになりました。こんなにすばらしい合唱ありがとうございました。」「先生たちが合唱した“ふるさと”という曲が、息がピッタリですごいと思いました。とても練習したんだなと思いました。」
 このように人のよいところや苦労が分かるということが子どもたちの成長ぶりを示していると思います。

   平成24年11月17日  音楽会で校長挨拶より(要旨です)

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教えてもらうことの大切さ

 おはようございます。
 先週の金曜日と土曜日に音楽会がありました。素晴らしい音楽会でした。終わってから多くの方に、「素晴らしかった」「いい音楽会でした」とお褒めの言葉をいただきました。皆さん頑張って努力してよかったですね。
 ところで、何か月も前に、音楽会の練習が始まったとき、これほど素晴らしい音楽会を具体的に想像できた人はあまり多くないと思います。うまくいくのかな、難しいな、できるのかなと考えたのではないでしょうか。それでもここまで頑張って、素敵な音楽会にすることができたのは先生方の指導があったからです。先生方には皆さんがどこまでできるか、どうすればいいかが分かるのです。だから先生方の教えに従って一生懸命努力することが大切なのですね。
 音楽会に限らず、勉強は先生方に教えてもらって、それにしたがって努力することが大切です。そうすれば、今の皆さんには想像がつかないような素晴らしいところへ行きつくことができるのです。
 音楽会、素晴らしかった、皆さん立派でした。

    平成24年11月19日  児童朝会で、校長の話より

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