「新年を迎えて」           校長より

 皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたことと存じます。新しい年が、子どもたちにとって希望に満ち、幸多い年となりますよう心からお祈り申し上げます。
 冬季休業は短い期間でしたが、ご家族で正月を迎える準備等を通して、親子で共に過ごす時間がとれたことと思います。忙しい中でも、子どもの心を落ち着け、規範意識を高めるために、子どもの話をしっかりと聞いてあげてほしいと思います。
 今年の干支は、卯(兎)です。兎は、多くの学校で飼われていて、子どもたちにとって身近な動物です。世話をしている人にはなつき、名前を呼ぶと近寄って来ることもあります。学校で兎を飼っているのは、兎との触れあいを通して、子どもたちの心を豊かに育むためです。               
 2学期末に獣医師に来校していただき、飼育委員会の子どもたちが、兎の世話の仕方について、丁寧に教えていただきました。3学期には、1,2年生の子どもたちが、兎との触れあい方について、同じく獣医師より、指導していただく計画を立てています。卯年にちなんで、兎との触れあいを通して、小動物の命も大切にする心の豊かな子どもに育ってほしいと願っています。
 これまでも、秋葉会の代表者会等でお話ししてきましたが、本校は、八王子市教育委員会の研究指定校として、1月26日(水)に研究発表会を予定しています。昨年度から「活用力を育てる指導法の工夫〜算数的活動を取り入れて〜」を研究テ−マに掲げ、全学級・学年がお互いに授業を公開し合い批正し合う実践的な研究を進めてきました。
 3年前から始めた毎週金曜日の算数の「朝学習」も定着し、全学級で基礎基本の力を高めるための手作りの学習プリントを使った学習に熱心に取り組んできました。
 また、問題解決型の授業展開を通して既習事項や数学的な考え方を活用して問題を解く体験を積み上げてきました。その過程で、自分の考えや友達の考えをノ−トに分かりやすく簡潔にまとめることにも全学級で力を注いで指導してきました。
 更に、算数的活動を通して学習を展開することを常に心がけ、教材・教具を有効に活用するとともに、解決の過程を振り返って、解き方を筋道立てて説明する活動も重視してきました。このような活動を全校で共通実践した結果、子どもたちは意欲的に学習に取り組むようになり、基礎基本も活用力も着実に伸びてきました。
 1月26日(水)午後1時30分より、全学級で、授業を公開し、その後、研究発表を行います。多くの保護者・地域の皆様のご来校をお待ちしています。
  今年も子どもたちの心豊かな成長と学力の向上を目指し、教職員一同一丸となって努力していく所存です。
 保護者・地域の皆様の温かいご理解・ご協力をお願いいたします。
                              校長   秋田 正光

学校教育に関するアンケートの結果をご覧ください

学校教育に関するアンケート第二回の結果を配布文書として掲載しました。
トップページの左側にあります。ぜひご覧ください。
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