「ヘッブの法則」

 おはようございます。
 元気な挨拶ですね。ありがとうございます。

 今日は、「ヘッブの法則」という話をします。何だろう、難しそうだなあ。
 今年になって、何回か雪が降りました。その時、まだ柔らかな雪の上を初めて歩くと、足跡がつきましたね。同じところをまた歩くと、また足跡がつきます。もう一回、もう五回、十回と同じところを歩くと雪の上の足跡が道のようになっていきます。
 皆さんが勉強をして、何度も繰り返して、算数や国語や体育を身につけていくということは、このようなことなのです。これを「ヘッブの法則」といいます。
 皆さんの頭の中には、神経細胞というのがいっぱい並んでいます。今、この体育館に皆さんが並んでいるようにたくさんの神経細胞が並んでいます。たくさんというのはものすごくたくさんです。ここにいる人は300人くらいですが、脳の中の神経細胞は1万、10万、100万、いやもっとずっと多くて1億よりも多くて、100億以上もあるのです。何度も何度も勉強をすると、その神経細胞の並んだ頭の中に道ができるのです。「ヘッブの法則」です。だから繰り返し勉強することが大切なのですね。
 今年度ももう終わりの方に近づいてきました。1年生は2年生になる準備、2年生は3年生になる準備を始めていますね。今年度勉強したことをもう一度繰り返しておくといいと思います。「ヘッブの法則」です。

    平成25年2月18日  児童朝会で校長の話より

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