ふきのとうはなさく
おはようございます。
今日は1月21日ですね。日本では1年間を夏、秋、冬、春と4つに分けていますが、今は何ですか? (子どもたちから「冬!」の声が出る) そうですね、冬です。 さて、日本では1年間を4つに分ける季節の他に、24に分ける季節もあるのです。二十四節気(にじゅうしせっき)といいます。この、24に分けた季節によると、今は「大寒(だいかん)」といいます。大きい、寒いと書きます。どうりで寒いわけですね。1年で一番寒い季節といわれています。先週までは「小寒(しょうかん)」小さな、寒いだったんですよ。 ところで、24に分けた季節もすごいけれど、他にもっと細かく分けた季節もあるのです。なんと1年を72に分けた季節があります。「七十二候(しちじゅうにこう)」といいます。72に分けるなんてすごいですね。その七十二候によると、今は「款冬華さく(ふきのとうはなさく)」といいます。皆さんは、蕗(ふき)という植物を知っていますか?その蕗の芽、生物学的に正確にはどの部分になるのでしょうか調べてくださいね、蕗の赤ちゃんがもう春に出てくる準備をしている季節ということです。寒い季節ですが、春の準備が着々と進んでいる季節ということです。「ふきのとうはなさく」です。 皆さんも寒くて、つい縮こまってしまいがちですが、元気に遊んだり勉強したりして、次のステップに向けて進んでいきましょう。 平成25年1月21日 児童朝会にて校長の話より |