交通事故に気をつけよう!

 おはようございます。

 皆さんは「第一次交通戦争」というものを知っていますか。
 (「知らない」子どもの声)
 昭和30年代から40年代中ごろまで、交通事故が増え、残念なことなのですが交通事故でけがをする方や亡くなる方が増え続けたのです。それを第一次交通戦争といいます。このときは、交通事故を減らすために対策を立てて対応しました。そのおかげで、交通事故で亡くなる方が減ったのです。
 どんな対策を立てたと思いますか?何だろう?
 信号機を設置したり歩道橋を設置したりしたのです。
 ところが!ところがです。平成5年ころからまた交通事故が増え、交通事故で亡くなる方が増えていきました。どうしてでしょうか?どうしてだと思いますか?このことについては自分で考えてみてください。
 いくつかヒントを上げます。シートベルトの着用の義務付けなどで亡くなる方を減らすことはできました。でも事故は減りません。また、高齢の方が事故にあうケースが増えています。
 さて、信号機があれば交通事故がなくなるわけではないことが分かりました。外を歩くときは、一人一人が交通事故にあわないように気をつけなくてはなりません。また、自転車に乗るときも注意が必要です。自転車は人にぶつかれば人をけがさせることにもなります。注意が散漫になり、集中力が欠けると事故にあう可能性が高くなります。どんな時に集中力がなくなるでしょうか。友達と夢中で話したり、ふざけあったりすると、集中力が欠けます。あわてる時もそうです。外を歩くときはそのことを十分に注意してください。

     平成24年6月11日 児童朝会で校長の話より

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