10月8日(木)の給食*五穀ごはん *がんもどき *八王子産きくらげのつくだ煮 *小松菜のおひたし *精進だしの翠靄(すいあい)汁 日本遺産献立の最終日は高尾山御膳です。高尾山薬王院の料理長が監修してくださった献立で、魚や肉など動物性の食材を使わない「精進料理」を模した給食でした。 がんもどきは、水切りをした木綿豆腐にごぼうやにんじん、細切りの昆布を混ぜ合わせました。卵は動物性の食品で使うことができないため、つなぎにはすりおろしたながいもと片栗粉を使いました。ひとつひとつ手で成形し、油で揚げています。 八王子産きくらげのつくだ煮は、水でもどした八王子産きくらげをしいたけや昆布とともに調味料で煮込みました。 精進だしの翠靄(すいあい)汁は、こんぶだしとしいたけの戻し汁を合わせただしに、野菜やきのこ、あおさのりを入れました。翠靄(すいあい)とは、山の中に立ち込める緑色のもやを表しており、自然の豊かさや美しさと厳かな霊山の空気がただよう様子をあおさのりで表現しました。通常、給食のお吸いもののだしは、こんぶとけずり節でとるので、今日の汁物はいつもとは少し違った味わいでした。 |