ヤマメの飼育・・・

 昨年の11月に奥多摩魚養殖センターさんからヤマメの発眼卵を一人2ついただいてから、半年が過ぎました。発眼卵を恩方漁協さんからお借りした冷蔵庫に入れ。週1回容器の沢水を子供たち一人一人がかえながら育ててきました。そして、孵化して容器の中を泳ぎだしてから、沢水を入れている玄関の水槽に放し、そこで育ててきました。途中うまく育たないこともあり、そのたびに恩方漁協さんと奥多摩魚養殖センターの方が学校に来てくださり育ててきました。そして、4月17日と18日に子供たちは一人一人ヤマメを2匹ずつ学校の前の醍醐川に放流できました。その後は、20尾ほど学校の玄関の水槽にヤマメを残し、大きくなるまで観察するつもりでした。しかし、先週の5月2日から3日にかけての大雨で学校に引いてきている沢水が断水してしまい、ヤマメの水槽に沢水が入らなくなってしまいました。醍醐川もその時は濁流だったので、水道水で対応しましたが、水道水の中の塩素の影響で約20尾のヤマメは残念ながら全滅してしまいました。濁流でも醍醐川に放流してあげればよかったと後悔しました。とても残念ですが、生き物を継続的に育てていくことの難しさと奥多摩魚養殖センターの方々、恩方漁協の方々の日々の苦労や努力を痛感いたしました。子供たちには今朝の全校朝会で話をしました。また、10月から醍醐川にヤマメの産卵場を造成し、11月からヤマメの発眼卵をいただき育てる活動は今年度も継続していきます。これからも宜しくお願い致します。
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