3月10日の給食・わかめごはん ・笹かまぼこの南部揚げ ・女川汁 ・野菜の彩和え ・牛乳 です。 東日本大震災から6年 平成23年3月11日にマグニチュード9.0、最大震度7の地震が起き、岩手県・宮城県・福島県で大きな被害を受けました。女川町は宮城県の港町で、建物のほとんどが津波によって流されるなど大変大きな被害を受けました。 「女川は流されたのではない、新しい女川に生まれ変わるんだ、人々は負けずに待ち続ける、新しい女川に住む喜びを感じるために」 震災当時の6年生が作った詩です。早く復興しなければ、どんどん人が減って、住んでいた人たちが引越して行ってしまいます。女川町の人たちは、心を一つにしての生活をとり戻せるように、前に進もうとがんばりました。 女川町と笹かまぼこ文化 宮城県は、かまぼこを作る量も食べる量も日本一です。女川町にとって、笹かまぼこはとても身近な食べ物で、料理だけでなく、子供のおやつやお茶菓子代わりにも食べられています。 女川町に伝わる名産品や郷土料理を食べます。 わかめごはん・・・女川町でとれるわかめは「三陸わかめ」と呼ばれるもので、品質が良いことで有名です。今日はごはんに混ぜていただきます。 笹かまぼこの南部揚げ・・・笹かまぼこは宮城県の名産品です。 港町にあった工場は被害を受けましたが「笹かまぼこの文化を絶やしたくない」と、生産者の皆さんが努力して工場の再開に繋げました。 女川汁・・・女川町では、60年ほど前からさんまが多く獲れるようになりました。女川汁はさんまのつみれと季節の野菜を入れた汁物で、体の温まる郷土料理です。 復興支援、防災の準備など、私たちにできることを考えてみましょう。 |