公益社団法人八王子法人会の講師の方々にお越しいただき、6年生が税・財政教育プログラムの授業を受けました。はじめに、「“税”という漢字の成り立ち」や「税金の使い道」についてお話しいただきました。「禾」は稲穂、「兌」には一部を抜き取るという意味があることを知り、過去には農作物で税を納めていた歴史を振り返ることができました。次にクイズ形式で、「1年間で小学生1人にかかる教育費はいくらくらいだろう」「どんなところに1番多く税金が使われているか」など自分たちの生活に結び付いた税金について考えました。命に関わる「健康や生活」に使われる税金が1番多いことを知り、救急車や消防車が無償で来てくれる制度のありがたみを感じていました。また、「所得の違う3人から3000円を集める方法」を考え、
1 みんなから同じ金額を集める(入湯税等)
2 決まった人だけが払う(自動車税等)
3 みんなから同じ税率を集める(消費税等)など様々な方法があり種類によって違うことを学びました。安全で安心なまちづくりのために税金が使われることを深く考える時間となりました。
社会科は人の勉強です。よりよい未来を作るために行動できる子供たちになってほしいです。