1月19日の給食ごはん 牛乳 いかのねぎ塩焼き 3色ナムル カムジャタン カムジャタンには、ごぼうを使っています。ごぼうは日常的によく使われる野菜ですが、食用としてこんなに食べるのは世界中で日本だけなのだそうです。 ごぼうの栄養は、食物繊維がとても多く、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含んでいるので、血糖値の急上昇を防いで、腸内細菌を増やしてくれて、お腹の掃除もしてくれます。簡単に手に入れられるのは、ごぼうを食用としてたくさん食べている日本人の特権です。 1月18日の給食ごはん ブリのかぼすあん いり大根 にわとり汁 牛乳 今日の給食は、大分県の和み献立です。大分県は、九州の東側にあって、温泉が日本一湧いていることで有名です。 かぼすの栽培量が全国一位です。近ごろでは、「かぼすぶり」も特産品として知られています。大分ではもともとぶりの養殖が盛んでしたが、ぶりは切り身にすると、他の魚より色が悪くなるのが早いので、困っていたそうです。そこで、酸化を抑える効果のあるかぼすを餌に加えたところ、変色が抑えられただけでなく、なまぐさみが消えてさわやかな香りのおいしいぶりになることが分かり、「かぼすぶり」というブランド魚が生まれたそうです。今日は、かぼすぶりではありませんが、焼いたぶりにかぼすあんをかけた、「ぶりのかぼすあん」を作りました。「いり大根」と「にわとり汁」も大分県の郷土料理です。遠い九州の大分県を感じながら、食べてください。 1月17日の給食きなこ揚げパン 温野菜のごまドレッシング カレーポトフ 牛乳 今月24日から30日は全国学校給食週間です。 給食は教育の一つとして行われているため、健康の保持増進や、望ましい食習慣を養うといった目標があります。あなたの食べたものが、未来のあなたの体を作ります。食べ方、選び方次第で体を良くすることも悪くすることもあります。いろいろなものを食べるように意識しましょう。 今日は給食で人気の揚げパンです。揚げパンの発祥は、昭和27年 大田区の小学校で作ったのが始まりと言われています。学校給食コンクールで優勝したことをきっかけに、揚げパンは全国に広がりました。給食から生まれた料理です。 1月16日の給食とりそぼろ丼 牛乳 八王子大根のおでん 小松菜の彩り和え 「野菜を1日350g摂りましょう」というのは、日本の健康づくり運動『健康日本21』で目標としている野菜摂取量です。 これをうけて、八王子市でも「しっかり食べよう!野菜350」の取り組みを行っています。野菜を食べることは、不足しがちな食物繊維を摂ることが目的のひとつです。食物繊維には、便秘を予防する整腸効果や血糖値の急上昇を抑える効果、血液中のコレステロール濃度を下げるなど大切な働きがあります。また、食物繊維は腸内細菌のえさとなって腸内環境を良くしてくれるため、全身の健康に役立ちます。 今日の献立には、食物繊維が豊富な野菜をたっぷり使っています。おでんには、八王子産の大根を使用しています。味わってください。 1月15日の給食あずきごはん 松風焼き くずきりスープ 野菜と油揚げのごま和え 牛乳 今日は、小正月の行事食です。月の満ち欠けを基準にした昔の旧暦では、一年の最初の満月が現在の1月15日だったため、この日を正月としてお祝いしていました。明治時代に新暦が導入されると、1月1日が「正月」、15日が「小正月」と区別されるようになりました。 小正月には、「繭玉」や「餅花」などを飾って豊作を願い、邪気を払うといわれる赤い食材の「小豆」を入れた「小豆がゆ」を食べて無病息災を祈る風習があります。みなさんの今年1年の健康を願って、今日の給食では、小豆ごはんを炊きました。 1月12日の給食ごはん 牛乳 さばの塩焼き ピリカラ大根 みそ汁 今日の味噌汁には、今が旬の八王子の白菜が入っています。白菜は、霜に当たると、さらに甘みが増して美味しくなります。生ではシャキシャキとした歯ざわりがあり、煮込むとトロトロに柔らかくなります。煮物、汁物、炒め物、漬物、鍋料理などに使える、万能野菜です。 栄養は、ビタミンCが多いのでかぜを予防し、お肌をきれいにしてくれます。また、食物繊維でお通じがよくなる、葉酸で貧血予防など、体の調子をととのえる栄養素がいっぱいです。旬の白菜を積極的に食べましょう。 1月11日の給食ごはん 鶏肉のみそ焼き 変わりきんぴら 雑煮 牛乳 鏡開きは、お正月の間、お供えしていた「鏡餅」を食べる行事のことで、1月11日に行う地方が多く、神様にお供えした鏡餅を食べて、一年間の無病息災を祈ります。鏡餅は、刃物で切ると、切腹を連想させ、縁起が悪いので、木槌などで割って、おしるこやぜんざい、お雑煮などに入れていただきます。今日の給食では、白玉ですが、お雑煮をつくりました。今年も元気でいられますように。 1月10日の給食ごはん 千草焼き 野菜のごまみそ和え 大根のみそ汁 牛乳 3学期の給食が始まりました。 今日の千草焼きには、旬のほうれん草が入っています。 ほうれん草は、寒くなって霜にあたると、甘みもおいしさも栄養価もアップする、寒さに強い野菜です。栄養は、緑色が濃いことからも分かるように、β-カロテンが多い緑黄色野菜です。免疫力を高めて、病気にかかりにくくしてくれる効果があります。また、ビタミンCが多く含まれていて鉄分の吸収を高 めてくれるので、成長期の皆さんには特にしっかりと食べてほしい野菜です。 12月21日の給食ガーリックライス チキンのトマト煮込み フレンチサラダ 桑都カップケーキ 牛乳 八王子が、桑都と呼ばれるようになったのは、江戸時代に西行が詠んだという短歌「浅川を渡れば、富士の雪白く、桑の都に青嵐吹く」に由来します。今日は、クリスマスカラーの桑都カップケーキと、チキンのトマト煮込みを取り入れました。クリスマスと言えばチキンですが、本場アメリカでは、七面鳥を食べます。今年最後の給食となります。 12月20日の給食ごはん 赤魚のゆずみそ焼き 根菜汁 かぼちゃのそぼろ煮 みかん 牛乳 12月22日は「冬至」です。一年で夜がもっとも長く、昼が短いため、太陽の力が一番衰える日と考えられてきました。そのため、栄養たっぷりのかぼちゃを食べて、魔除けのゆず湯に入り、運を良くするために「ん」のつく食べ物を食べるなどの風習があります。 今日の給食ではゆずの香りを加えたみそ焼き、八王子産のかぼちゃ、「ん」のつく「にんじん」や「大根」、「みかん」を食べます。しっかり食べて、元気に冬を乗り越えましょう。 12月19日の給食ごはん 牛乳 鶏肉の唐揚げ ビーフン炒め 大根のみそ汁 大根は、今が旬です。八王子市では、たくさんの大根が収穫されます。今日の給食の大根も、もちろん八王子産です。大根は一年を通して売られていますが、この時期の大根はみずみずしく甘いのが特徴です。 だいこんおろしにしたり、おでんなど、大きく切った料理にすると、一層冬大根のおいしさを感じることができます。 12月18日の給食ごはん さばのごま風味焼き ぶどう豆 田舎汁 牛乳 今日の食育メモは月イチの「SDGs」の日です。今月のテーマは、和食とSDGsです。 ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されてから、今年で10年を迎えます。登録されたときは、大きなニュースになりました。それから10年間、和食を守り伝えていくための取り組みが続いています。 登録された「和食」は、煮物や焼き魚などの料理の一つ一つを指しているのではありません。「日本人の伝統的な食文化」としての和食を意味しています。季節の食べ物を、季節を感じる器で、素材にあった調理方法で食べること、行事食を集まって食べることなど、日本の食文化に守るべき価値があると認められているのです。だんだんと失われつつあるこのすばらしい食文化を、私たちは守りながら、次の世代に伝えていかなければなりません。そして、和食は素材を使い切るのでむだがないことや、肉を多く使わないことなどから、SDGsの考え方にも合っています。みなさんも、和食の良さについてこの機会に感じてみましょう。 12月15日の給食チキンカレーライス 牛乳 ピリ辛キャベツ わかめスープ 今日の給食は野菜350献立です。 「野菜を1日350g摂りましょう」というのは、国の『健康日本21』で目標として掲げている野菜摂取量です。八王子市でも、「野菜さんごーまる」として、一日に野菜を350g以上食べて病気を予防しよう、という運動を続けています。一日の350gを3食で割ると116gですが、給食ではいつもそれ以上の量の野菜を使って作っています。今日も、給食で248gの野菜を摂ることができています。 野菜には、粘膜を強くするビタミンA、体に入ってきた細菌やウィルスと戦う白血球やリンパ球を助けるビタミンC、腸のはたらきを良くする食物繊維がたくさん含まれているので、風邪を予防するためにもしっかり食べてほしいです。 12月14日の給食ごはん ししゃもの磯辺フライ れんこんのきんぴら 豚汁 牛乳 れんこんは今が旬の野菜です。花は、水上で咲くきれいな蓮の花です。食べる部分は、水の中で太くなった茎の部分です。茎の中に、れんこんが呼吸するための通気口が開いていて、それがれんこん特有の形になっています。穴が開いていることから、「先が見通せる」縁起物として、おせち料理に欠かせない野菜です。 れんこんにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは、肌をきれいにしたり、傷の治りをよくしたりするコラーゲンを作るために必要なビタミンです。しゃきしゃきした歯ごたえも、みりょくの野菜です。 12月13日の給食どんどろけめし 鰆の香り揚げ ブロッこんぶ じゃぶ汁 牛乳 今日は、鳥取県の郷土料理献立です。 「どんどろけめし」とは面白い名前のご飯ですね。「どんどろけ」は、方言で、「かみなり」という意味だそうです。豆腐を炒めた具を使いますが、豆腐を炒める時の音がかみなりに似ていることから、どんどろけめしと名付けられたそうです。確かに、豆腐などの水分の多いものを炒めると、バリバリという音がします。 鳥取県は、海も山もあり、魚やカニ、果物などがたくさんとれます。さわらがたくさんとれて、ブロッコリーの生産が西日本で一番多いことから、おかずにはさわらの香り揚げとブロッこんぶをいただきます。汁には郷土料理のじゃぶ汁を合わせました。鶏肉と野菜など具だくさんでじゃぶじゃぶ煮込んで作ることから、じゃぶ汁という名前なのだそうです。全国で似ている汁ものがありますが、地方特有の名前がついていることで、大事な郷土料理になります。 12月12日の給食牛乳 マーボー豆腐 3色ナムル チンゲンサイと卵のスープ" ごはん チンゲンサイは、今が旬です。チンゲンサイには、βカロテンが豊富で、免疫力を上げ、ガンができるのを防いでくれます。また、風邪予防になるビタミンCや、骨を強くしてくれるカルシウムも豊富です。 チンゲンサイは、八王子でも生産されています。もちろん、今日のチンゲンサイは八王子産です。アクが少ないので、炒め物、和え物、煮物、スープなど、様々な料理に使えて、彩りもきれいになります。 12月11日の給食ごはん 鮭の塩焼き 肉じゃが 野菜と油揚げのごま和え 牛乳 ごま和えには、小松菜が入っています。小松菜は江戸時代に現在の江戸川区周辺の小松川という地域で栽培されていたことから、コマツナと名付けられました。名付けたのは徳川八代将軍吉宗公だと言われています。 小松菜はビタミンA、ビタミンK、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、鉄、食物繊維など様々な栄養素を含んでいます。カルシウムはホウレンソウの3倍以上含んでいて、骨にカルシウムを沈着させる働きのあるビタミンKも多く含むので、骨粗しょう症予防に効果的な緑黄色野菜です。 牛乳が苦手な人は、小松菜などのカルシウムを意識して食事をしましょう。 今日の給食スパゲティミートソース 牛乳 イタリアンサラダ 白菜とコーンのスープ 人参は、年中出回る野菜ですが、冬は、八王子産の人参が手に入ります。この時期の人参は、やわらかく、甘みがあります。人参にはカロテンが豊富で、油と一緒に食べると、体内での吸収がよいです。ドレッシングをかけたり、炒めたりするのが効果的な調理法です。今日は、人参がたっぷり入った献立です。 12月7日の給食ごはん 豆腐ハンバーグ けんちん汁 キャベツの八王子しょうが風味 牛乳 今日は、八王子産の根しょうがをキャベツに和えました。ほんのりしょうがの香りがすると思います。この香りは「ショウガオール」という成分です。これは血行を良くし、体を温める効果があります。そのため、風邪予防によいと言われています。 そして、今日の給食には、5年生が収穫してくれた水菜と小松菜が入っています。水菜は、キャベツの八王子しょうが風味に、小松菜は、けんちん汁に使わせていただきました。5年生の皆さん、ありがとうございます。 12月6日の給食カレーミートサンド ジャーマンポテト 冬🍅はちナポスープ仕立て 牛乳 八王子ナポリタンは、八王子ラーメンに次ぐ八王子の新しいご当地グルメです。 八王子ナポリンタンの特徴は、八王子の食材を使うこと、刻み玉ねぎがたっぷりトッピングされていることの2つです。刻み玉ねぎを載せるところは、八王子ラーメンと同じです。八王子ナポリタンは、八王子ラーメンへのリスペクトを込めて、刻み玉ねぎを使うことにしたそうです。八王子ナポリタンは、この2つの条件がそろえばよいので、昔ながらのナポリタン風だったり、スープスパ風だったりと、お店によっていろいろとレシピが違います。 給食でも、季節ごとの春、夏、秋、冬の八王子ナポリタンを出しています。レストランの料理人の方が、給食のために考えてくれたレシピです。その中から、今日は冬のはちナポスープ仕立てを作りました。キャベツとにんじんが、八王子産の食材です。刻み玉ねぎもしっかりと入っています。パスタは、めんではなくリボンマカロニなので、スプーンでも食べやすくなっています。 |