東京都埋蔵文化財センターの方々による出前授業では、別所近辺で発掘された縄文土器や矢じり、石器などについて発掘された場所など詳しく説明いただきました。別所小の駐車場のあたりでは、イノシシを狩るための落とし穴の後が見つかっていることから、縄文時代この辺りで狩りが行われていたことがわかるそうです。長池公園では、長野県や神津島でしか採れない黒曜石を用いた石器が見つかり、当時から地方と交流があったことがわかるとのことでした。縄文土器の模様の付け方も、粘土に縄で実際につけてみて体験しました。子どもたちは、「この石器はどこで見つかったものですか。」「どうやって使ったのですか。」「いつの時代のものですか。」など興味津々で質問していました。実際にこの別所の地で発掘された、本物の土器や石器を見ることができ、当時の生活の様子をより身近に感じることができる貴重な体験となりました。