5組:国語表現の授業2
- 公開日
- 2019/09/04
- 更新日
- 2019/09/04
学校の様子
9月3日(火)、5組の国語は、前回の絵本「おとなになれなかった弟たちに……(米倉斉加年作)」を使った授業(今野賢一教諭)の続きです。
作者の弟が栄養失調で亡くなってしまうという当時の厳しい食糧事情を理解してもらうために、戦時中に人々が食べていたものを、聞取りトレーニングを行う中で教えました。
米を食べるときはおなかをふくらませるために、おかゆや雑炊にしたこと、米の代用食としてすいとん、さつまいも、じゃがいも、小麦、大豆かす等が配給されたこと、パンは戦時中麺包といってトウモロコシの粉やフスマの入った粗悪な品を代用食にしたこと、木の実や野草、さらにはヘビ、カエル、ネズミ、虫まで食べたこと等、各の生徒は、教師の話を一生懸命、絵にしたり、詳細なメモを取ったりして記録しました。