学校日記

10月19日(月) 朝会の話

公開日
2009/10/19
更新日
2009/10/19

校長室より

         「笑顔いっぱいの館小」
 今日の校長先生の話は、学校「あいうえお」の「え」についてです。
 「え」は、笑顔の「え」ですね。館小の大切にしている「笑顔」です。
先生は、館小の子の笑顔が大好きです。が、みんなのクラスは心から笑顔でいられるクラスでしょうか。友達同士、傷つけ合っていませんか?
この間、友達同士のいざこざで、こんな言葉が聞こえてきました。
「ばか」「死ね」「おまえなんか、あっちへ行っちゃえ!」「きえろ」「うるせーなあ」
何かいやなことがあったのでしょうね。ちょっと考えてみてください。こういう言葉を言うと、解決できますか?
うれしいですか?笑顔になれますか?

こういう言葉をチクチク言葉と言います。心をチクチクと刺して、傷つける言葉です。
チクチク言葉を言うと、チクチク言葉が返ってきます。チクチク言葉がいっぱいになります。そうなると、心が痛くなって、心がどんどんトゲトゲしてきます。
どうすればいいのでしょう。
 人間は、頭を心を使うのです。自分の言い分だけでなく、相手のことを考えるのです。
そして、自分が言われたくない言葉は相手もいやだ、傷つけ合っても、楽しくないと言うことに気がつき、言わなくなるのです。心のある賢い子は、それが分かるはずです。
 校長先生は、「ばか」とか「死ね」とか、人間として言ってはいけない言葉は、館小から、教室から、無くしたいです。絶対に言うのをやめよう!と決めて欲しいです。人を平気で傷つける言葉を言う、頭を使わない子になって欲しくないです。
 友達に対してだけでなく、先生に対して、お父さんやお母さん、家族、他の地域の方々に対しても同じです。「そんな言葉は言わない。」と決めてください。
 もし、間違って言ってしまったら、どうすればいい?そう、謝る、です。
周りのみんなは、教えてあげるのです。「その言葉やめようよ。」と。

 ふわふわ言葉、気持ちがふわふわして優しくなれる言葉でいっぱいにしたいです。
「大丈夫?」「ごめんね。」「ありがとう。」「いっしょにあそぼう。」「こうすれば、うまくいくかも。やってみよう。」など、解決策をかんがえて、一緒にやっていけるようになることが賢い館小の子がすべきことです。そうすると、あったかい教室、居心地の良い学校になって、笑顔がいっぱいに近づけます。