原爆先生の特別授業(6年)
- 公開日
- 2018/10/17
- 更新日
- 2018/10/17
副校長の日記
10月17日(水)
6年生の社会科の授業の一環として、原爆先生による特別授業が行われました。
当時17歳であった少年兵の手記を元に、主人公がヒロシマの爆心地に足を踏み入れ、そこで遭遇した様々な出来事が、原爆先生によって語られていきます。
授業の会場である図書室に入ってきたときは笑顔が見られた子供たちですが、話が始まると、しんと静まり返り、顔つきも変わっていくのが分かりました。特別授業の講師の池田先生は、少年兵が見て体験したことを淡々とお話されているのですが、その情景が目に浮かぶような、そして、その少年兵と一緒に爆心地に向かって歩いているような、そんな気持ちにさせられる授業でした。
一番心に残ったのは、「原爆の体験は言葉や文章を尽くしても絶対に表せるものではない」ということ。では何が必要なのか?それは、聞いている子供たちがヒロシマや原爆に興味をもたせることだということです。興味をもてば自分自身で調べ勉強します。そして、自分自身で勉強して初めて理解することができるのだということです。
今日の授業で感じ取ったことがたくさんありました。今後の学習に是非生かしていきたいと思います。