戦時中、戦後の食べ物
- 公開日
- 2023/07/19
- 更新日
- 2023/07/19
今日の給食
戦争がだんだん激しくなると、食糧難は深刻になり、「ごはん(白米)」は大変貴重なものになりました。節米料理として、主食の中心は、雑炊、おかゆ、すいとんになりました。
雑炊やおかゆは、芋や野菜を加えて「かさ」を増して食べました。
1942年1月からは味噌、しょうゆ、塩などが配給制となり、2月からは石けん、たばこ、そして野菜、魚などの生鮮食料品も配給の対象となったそうです。きちんと配給されているうちは良いのですが、配給そのものが遅れたり、滞ることもあったそうです。
疎開した子を不憫に思い、お手玉に小豆を入れて送り、食べさせたという家庭もあったようです。
給食では、少しでもおいしく食べてほしいので、細かくした小松菜をごま油で炒め、少量のしょうゆで味つけし、ごはんと混ぜました。煮豆はいつもより、甘さを控えて作りました。