【着衣泳実習】6年生
- 公開日
- 2014/09/19
- 更新日
- 2014/09/19
学習の様子
12日(金)には、6年生が着衣泳実習を行いました。
着衣泳はいざというとき、呼吸を確保し救助されるまで浮き続ける自己保全を目的とした対処法です。
もし万が一川やプールに落ちた時どうすればいいのでしょうか?
・手を大きく振り、大きな声で助けを呼ぶ。
・服や靴を脱ぐ。
・岸に向かって泳ぐ。
などという声が返ってきます。しかし、これらは間違った対処法です!!
・助けを呼ぶため、声を出すと肺の空気が抜け、手を振れば腕と濡れた袖の重さが加わり、かえって沈みやすくなります。
・服や靴は脱いではいけません。服は体温低下から保護してくれます。また、服の中に空気が残っており服を着ているほうが浮きやすいそうです。児童の靴は、靴もそれ自体に浮力があります。
・岸に向かって泳ごうとしても、海や川には流れがありますので相当な泳力がない限り辿り着けずに体力が消耗し、焦りはじめ、さらには流れに逆らって水の抵抗をより感じることから恐怖感に襲われます。泳ぐことより、浮き続け助けを待つことが大切です。
落水してしまった場合まずは、慌てずに落ち着くことが大切です。
最初は浮かぶことができなかった児童も、ペットボトルの浮力で徐々に浮くことができるようになりました。
もし、万が一を想定し、練習することは、きっと自分の命を守ることにつながることでしょう!!6年生立派でした。