学校日記

算数+国語+保健

公開日
2018/03/02
更新日
2018/03/02

校長より

昨日、5年生の保健「けがの予防」の学習を養護教諭が指導しているところを見ていた校長。

今日の1校時、3年生が算数の「見やすく整理して表そう」で、「正」の字を使って資料を分類整理する方法や整理結果を表にまとめる方法を学習しているところを見ていると、
例題が「学校でけがをした場所と人数」となっています。

1位 校庭 13名 2位 体育館 9名 3位 体育館 5名・・・

校長はひらめきました。
(昨日の5年生の保健の授業とコラボできるかもしれない・・・)

早速、2校時、養護教諭に声をかけ、一緒に3年生の教室に乱入です。
3年生の2校時は国語の時間。
「しりょうから分かる、小学生のこと」を学習しています。
学校に関するグラフ、表、写真等の資料から気付いたことをまとめ、発表する内容です。
算数の学習とも関連があります。

授業の作業の合間に校長が割って入ります。

校長:「算数の授業を見ていたら、あまりにも3年生がよくけがをしているので、校長先生はとても悲しいです。」
3年生たち:「違うよ!あれは、算数の問題だよ!!」
校長:「え?違うの?校長先生の勘違いかぁ。」
3年生たち:「あはは」
校長:「ところで、学校でけがの多い場所ってどこだっけ?」
3年生A:「1番が校庭!」
3年生B:「2番が体育館!」
校長:「違います!」
3年生たち:「え?」
校長:「実は、中野北小のけがの様子を保健室の先生が調べてくださっているんです。」
養護教諭:「中野北小でけがが多いのは、1位 校庭、2位 教室、3位 体育館、4位 廊下・階段です。教室で走り回ると思わぬけがをすることがありますから、落ち着いて静かに過ごしましょう。」

新学習指導要領では、「カリキュラムマネジメント」といって、教科等間のつながりを捉えた学習を進めることが求められています。
今後、今回のような授業に取り組んでいくことが必要になりそうです。【校長】